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三日ほど迷って。
覚兄さんと斐姉さんが様子を見に来てくれた。
「絹、お前、痩せたな」
「ちゃんと食べて寝てるの?」
二人にも心配を掛けてしまって。
「やっぱりしばらくこっちにいようかしら」
「お前だって家のことがあるだろう」
意を決して相談。
「兄さん、あのね。山沢さんから提案があって」
かくかくしかじかと二人に説明、うまく言えたかどうか。
「あら、いい話じゃない。山沢さんは絹ちゃんのこと、よく見てるのねえ」
「うーん。いやいい話とは思うよ。山沢さんの利点がない気がするが、それは本人がそれでいいならいい。それより山沢さんの親御さんやそのほかのことがだな」
「まあそのあたりは今度山沢さんを呼んで話しないといけないわね」
兄さんも姉さんも三人がそれでいいなら、と言ってくれたわ。
少しホッとして。そうね。そうだわ。
あちらのお母様にご挨拶をしなきゃいけないのよね?
「兄さん、ならあちらへのご挨拶はどうしましょう」
「そうだな、本当は長男の俺が行くべきなんだが。お前が行ったら良いんじゃないかと思うんだよな。ずっとお前と暮らしてたようなもんだろう」
まあ、そうなのだけど。私でいいのかしら。
「こんな時にお母さんがいてくれたら聞けたのに」
「まあ、でもこんなときだから山沢さんが結婚する気になったんじゃないのかしらね」
「お前を見るに見かねたんだろうな」
「環には私から言っておくわ」
「じゃあ洸へは俺から言っておくから。山沢さんは次はいつ来るんだ?」
土曜の昼からか火曜の昼から、と答えて気がついた。
「あっそろそろお昼過ぎちゃうわね。だからもうすぐ来るわ」
「今日か。わかった」
「ご飯、まだ用意してないのだけど」
「そこの喫茶店でも行こう。山沢さんには連絡しておきなさい」
「はぁい」
久さんに、喫茶店へ行くと連絡して三人で久しぶりの喫茶店。
なんだか久しぶりにお腹が空いた気がした。
といってもモーニングセットでおなかいっぱいなのだけど。
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