Side 絹
身の毛もよだつ程の恐怖
なのにどうして
あの人の舌には…
身の毛もよだつ程の快楽を感じるんだろう…
私も知らない私が引きずり出される
こんな私、誰にも知られたくないのに
私の意思なんて無視して
私の中の「女」が悦ぶ
私の一部のはずなのに
制御ができない
何故この人なの?
愛なんかじゃない
私は、あの人を愛してる
でも…でも…
この人が…
この人がしてくれることが…
私、好きだわ…
全力で振り払いたいのに
全力で味わいたい
段々何も考えられなくなる
最後の意思を振り絞る
「そんなのだめよ…」
言ったそばから流されて
知らない感覚へ放り出される
こんな私…
この人にしか…知られたくない…
(Rさんに書いていただきました)
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