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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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続きの草稿

スッ…と山沢が内腿に手を触れた。
「ヒッ」
途端先生は抵抗しだした。
山沢は苦笑いし、強く先生の手首を掴み、
「やはり縛ってしまうほうが良さそうだ…まぁ、急がなくても夜は長いですからね、
楽しませてもらいましょう。」
「い、いやよ、離してっ」
「あー…ところで今日の着物は正絹ですか?シルック?」
「え?え?正絹だけど」
「じゃ、脱いでください、さあ。汚したくないでしょう?」
「山沢さん、あなたねぇ…どうしてそうなるの?」
何か変なこといっただろうか?
正絹だと汗染みすらいやだしなーと思っただけなんだが。
縛っちゃって下になるとくしゃくしゃになるし。
何か拍子抜けしたみたいな顔をしているが、脱いでもらったほうがいいだろう。
「さぁ、早く。脱げないんでしたら脱がしちゃいますよ?」
「どっちもいやよ…」
まぁ、この状況で脱げるわけもないか。
いやがる先生を無理やり脱がし、手首を腰紐で縛った。
山沢は用意周到にも着物ハンガーを鞄に用意していたのでそれを広げ、
着物を鴨居につるした。
最近のものは小さく折りたためて良い。
ついでに帯もハンガーに吊るす。
先生の湯文字を良く見るとキュプラやネルではなく紅絹で、白い肌に映えて美しかった。
「これ、紅絹ですね。普段から着物の人は違いますね、ちゃんとこんなものを選んでる。」
市販品は大抵白い晒だ。紅絹は暖かくてよい。
山沢が湯文字に触れると先生はビクッとし、
「だ、だめよ…そこはだめ…」
という。
確かにまだ早い、もっと先生の乳を堪能しようと山沢は思った。

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