もう一度お風呂に入って寝ようということになった。
「大浴場?部屋の露天?どっちがいいですか?」
大浴場がいいという。んじゃちょっと宿の浴衣でも着るか。
「あ、待って」
「どうしました?」
うっ!胸、噛まれた。
「とりあえず、一つだけね。帰るまでにもっとつけてあげるわ」
「はい。そうしてください」
とりあえず風呂へ行く。
先生の胸にはリング、私の胸には歯形。
「ねぇ先生?風呂で見られるのはいいんですか?」
「あらだってお風呂で他の人の体、性的に見ないでしょ?」
見る、見るよ!
ざっと髪と体を洗い終わると先生はまだ髪を洗い終えたところだ。
先生の背中を洗ってあげて前に手を伸ばしリングを一度外す。
少し感じてしまったようだ。
そのままそっと股間に手を伸ばそうとする。
「駄目よこんなところで」
叱られてしまった。
まあ誰かきたら困るよな。
他の部位を洗ってすすいであげて、湯に浸かる。
ふうっ。
のびーと体を伸ばして。
先生も気持ち良さそうにしている。
「やっぱり綺麗だなぁ」
「あら…」
恥ずかしがって可愛いな。
にこにこしてたら他の方が入ってきた。
会釈。
と、その視線が私の胸へ。
先生の顔へ。
ええい、見るな!
相手は慌てて目をそらし、先生は恥ずかしそうだ。
「そろそろ上がりますか?」
「ええ」
風呂を出て浴衣を着て部屋に戻る。
ちょっと温まり足りないと部屋の風呂にも入ることになった。
二人で入っているとまたしたくなるわけだが。
「見られちゃったわね、これ」
と先生が私の胸に触れる。
「あなたがつけた、と思ったかな」
「恥ずかしいわ…」
「堂々としてりゃいいんですよ。知ってる人が居るわけじゃなし。
私の所有者だ、と」
「いいの?」
「なにがです?俺は先生が独占したいと思ってくれたこと、結構嬉しいんですけどね」
「私のもの、って人前で見せていいのかしら…」
「そういうところ、女性だなあと思いますね。
男はね、この良い女は俺のだって見せびらかしたくなるんです」
「そういうものなの?山沢さんも?」
「ええ、私もどちらかというと見せびらかしたい口です」
「あらあら、そうなのねえ」
「でも見せびらかせない。だからこそのリングですね。
お風呂上がったらまたつけてくださいね。今度新しいの買ってあげますから」
「はい…」
恥ずかしがってて可愛い。
思わずキス。乳房を揉んでしまった。
「あっ、だめ、もうつらいわ、私そんな体力ないわよ、今日はもう駄目よ」
ふうっと一息ついて。
先生の尻を膝に乗せる。背中から肩を抱いてつぶやく。
「もうこのままあなたとずっといられたら。
明日の心配なんてしなくてすんだらいいのに」
「お互い仕事も有るからむりよねぇ」
「ですねえ。そろそろ上がりますか?」
そういいつつ乳首を弄る。
「ん、だめっていってるじゃない」
うなじに舌を這わせる。
「だめ…」
「ごめんなさい、我慢できない」
乳首を責めて喘ぎ声を楽しんでいると、ビクッと体がはねた。
え、逝った?
「今もしかして…胸だけで逝けました?」
「恥ずかしい…」
開発成功!嬉しい!
って茹だる!暑いわ!
のぼせそうなので慌てて風呂から出して。
くったりしている先生の体を拭き、浴衣を着せて布団に運ぶ。
「もう、だめっていったのに…」
「すいません」
横に寝転がると浴衣の胸をはだけさせられた。
「噛んであげる」
う、わ、色っぽい。
どきっとしたが、痛みに押しつぶされる。
血が出るまで噛むとか絶対実はSだ、絶対!
前回噛んだのとは違う乳首を噛まれた。
今回も5つの歯形、血が滴る。
それを舐め取られて、ぞくっとして乳首が立つ。
「仕返し、しちゃおうかしら」
先生が私の乳房を揉む。
「そんなことしたら明日立てないほどにしますよ?」
「あら…それは困るわ」
手が引っ込んだ。可愛い。
胸を仕舞って先生の頬をなでる。
「もう疲れてるんでしょう?寝てもいいですよ」
「そうね、おやすみなさい」
軽くキスして。
「おやすみなさい」
懐に抱いて寝た。