忍者ブログ
百鬼夜行抄 二次創作

let

伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

116

軽くキスする。
「ねぇそういえば山沢さん。煙草すってたわよね」
「ああ。最近吸ってませんね。キスしたとき味がするの嫌かと」
「そんなこと気にしてくれてたの?吸ってもいいわよ?」
「いや、やめときます」
もう一度キス。
「お酒も口移ししてほしいの?」
「それは私から」
ぐいっと呷り、口付けして流し込む。
こくりと飲み込むその白い喉に触れる。
少し、こぼれた。
たどって舐めて行く。
「ん…」
白い肌がほのかのピンク色になってきた。
「吸うならこっちがいいな」
浴衣の胸をはだけさせ、乳首を舐める。
「吸っても何も出ないわよ?」
「ぶっ、笑わせないで下さいよ、もー」
横に転がって笑ってるとお酒を先生から口移しされた。
う、辛い。大鷹か。
「山沢さんも…上気してるのね」
「好きな女とキスして冷静でなんていられませんよ」
先生が私の浴衣の前をくつろげる。
「噛んだ痕、すっかり消えちゃったわねえ」
「浮気、しなかったでしょう?」
「でもあんなところ、行ったわよね」
と乳首をひねられた。
「いたた、捻らないで下さいよ。仕事だったんですから」
「断れるものは断って頂戴」
「ええ、勿論です。じゃないとキスもできない。あれはつらかった」
先生からキス。は良いけど乳首痛いってば。
「痛いから離しなさい。そんなことしてると縛りますよ?」
よしよし手が離れた。
「そんなに縛られるの、嫌ですか?」
「だって恥ずかしいもの。いやよ。いやらしい」
「そういういやらしい事が大好きな俺とこうなったからには」
「駄目よ、させないから」
「手強いな。ま、なにかあなたが悪いことをしたときにとっておきますよ」
「しないわよ」
「だといいですね…ってなに萎縮してるんですか」
「だって…」
「だめだ、かわいい。したくなった」
「いやよ」
「ここでします?していい?」
「なんでここでしたいの?」
「なんでって…なんでだろ。そのほうがエロいからかな」
「私はそういうの、嫌なのよ」
「あ、やっぱり?」
「わかってるのになんでなのよ…きらい」
背を向けられてしまった。
「わかった、わかりました。わかったから嫌いなんていわないで下さい」
身を起こして抱きしめる。
「わっいけませんて!」
湯飲みにお酒ついで一気に飲んじゃったよ。
「そういう飲み方、駄目ですよぅ」
「酔わなきゃ出来ないわよ、あなたがしたいようなこと…」
「しないから。そんな飲み方、しないで下さいよ」

拍手[1回]

PR