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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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「もっと俺に身を任せてくれる気はないのかな? 痛いことはしてないでしょう?」
「だって恥ずかしくて…」
「恥ずかしいからってそう嫌がってばかりいないで下さいよ。それとも。
 俺を受け入れる気はないんですか?」
「そういうわけじゃないの。そうじゃなくて、その、あの……怖いの」
「怖い?」
「気持ちいいって言うのが怖いの…。
 夫もいるのにとか、そういう色々と越えちゃいけない線を越えるような」
「…何を今更なことを。そんな線とっくに越えてるじゃないですか」
「とっくにって…」
「あなた暫く家族だけでいたからそういう気分になったんでしょう。
 また動けなくなるまでしてあげましょう。
 そんな線、疾うに越えてるくらい思い出すんじゃないですか」
「そうなのかしら…?」
「新潟まで追いかけてきたり、抱いてってうちに来たこと忘れてませんよね?」
「あら…? そうね、そうだったわね」
まさか本当に忘れてたのか?
ったく。
ぽふっと先生の胸に顔を埋める。
「あんまり俺のすること、いやって言わんで下さい。他の人としなきゃいけなくなる」
「ごめんなさい、他の人となんてしないで…」
暫く無言で先生の体を撫でて、あちらこちらと触る。
ハァ、と先生の吐息が漏れ、肌が紅潮する。
「お願い、触って?」
と私の手を掴み先生の股間へ持っていく。
「言えるじゃないか」
先ほど乾いてしまっていたそこは沢山の蜜で溢れている。
中を弄る。
声が出て私にしがみついた。
「ほら、気持ち良いならいいといって」
「……い」
「い?」
「ごめんなさい、やっぱり言えない」
まぁ、今すぐは無理か。
「言える様になって」
「…努力するけど」
「今すぐとは言わないから。気持ち良いなら嫌がらないで?」
こくり、とうなづいた。
カリ、と乳首を引っかけば中が締まる。
少し落ち着いたため、ゆっくりとできるだけ普通に抱いた。
ちゃんと俺を求めてるのに、なぜそのことを認めたがらないんだろうな。
女心とはそういうものなのだろうか。

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