拭いて洗濯機にくっつけておく。ちゃんと乾かさないといけない。
戻ると先生は肌襦袢を着て居間に出てきていた。
「スーパー行きましょ。何か作るわ」
ササッと服を着て、先生と一緒にスーパーへ。
「お鍋にしましょう。寒いし食べたくなった」
「んー、そうねえ。何のお鍋がいい?」
「豚で豆乳かな。豆腐入れると木綿が絹みたいになりますよね」
「あら、それもいいわね。じゃそうしましょ」
決まり決まり、お買物して帰宅。
白菜を洗ってざくざくと切って出汁と豆乳と入れて豚・椎茸・豆腐。
適当で温かくて美味しいから鍋は良い。
ご飯の後、お鍋はそのままにと言う。明日雑炊にするのだと。美味そうだ。
洗い物をして、その間に先生は洗濯物を畳んでくれている。
そういや洗濯機に突っ込んだままだった。乾燥はして有るが。
「ねぇ山沢さん?」
「はい?」
「あなたねえ…あれ、洗濯機につけるのやめてくれない?」
「あれ? …あぁ! あれ、ね」
笑っているとにらまれた。
「で、どうしたんです? まだついたまま?」
「触るの嫌だもの。あれってなんで吸盤がついてるの? 乾かすのにいいの?」
「違いますよ。ああやって固定して、自分で入れるんですよ」
「えっ…自分でって」
「床とか、腰の高さの壁とか。固定して自分で」
あ、一気に真っ赤になった。
「後でやって見ますか?」
「ばか、もう。できるわけないでしょ」
「騎乗位。今日はしろって言いませんがいつかして欲しいと思ってますからね。
自分から入れるのも慣れてほしいかな」
「騎乗位って?」
「うっ。そこからだったか…ちょっと待って」
先生の横に寝転がる。
「俺をまたいで。そう。そのまま和式便所にするようにお尻を下ろして。
座っていいから。この状態でさっきのアレが先生の中に入ってると思って」
頬を赤らめていて可愛い。
「そのままスクワットをするように自分で動くんです」
「これ、無理よ…」
「だから今すぐとはいってないでしょ?」
よっと。
上体を起こす。
「ほら、この格好は以前キスしたいからってした格好。これもアレを入れてたら…」
「そんなこと考えたことなかったわ」
「でしょうね」
そのまま引き寄せてキスしてみた。
「したくなったの?」
「食べてすぐは嫌かな? だったら後にしますが」
「うん、いまだと食べたもの出ちゃいそうよ? 沢山いただいたもの」
「じゃあもう少し後にしましょう」
「うん。あ、もうこんな時間、見たい番組有るのよ」
はいはい、とテレビの電源を入れてリモコンを渡すと、ぱぱっとチャンネルが変わる。
「あ、この番組ですか、俺もこれ好きですよ」
「面白いわよね」