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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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先生の横に座る。
ぼんやりテレビを見ているとそろそろ部屋に戻れば、と八重子先生が言う。
「この後のドラマ、先生が見たいそうなので」
「後編だろ?前の見てないだろうに」
「見たわよ。続き見たかったの」
八重子先生が苦笑いしている。
不倫相手の家でドラマを夜に見るのはナシなのか。
先生の手を玩びながらドラマを見る。
へぇ、こう持ってきたか。なるほどね。
終ってふうっと息をついてトイレやお風呂。
そして、俺の寝間に先生が来る。
懐に抱いてゆっくりと胸に手を差し入れて揉む。
すべすべで、柔らかくて。
気持ちいいなぁ。
ゆったりとした気分で先生をなぶれば先生も気持ち良さそうだ。
軽いキスをして柔らかな唇を楽しむ。
布団に入って柔らかな胸に顔を埋めて舐めたり歯を当てても見たり。
先生を優しく抱いて楽しませて、そして寝た。
朝もいい気分で目が覚めて、同じ頃に先生も起きた。
寝起きのキスをして起きなければいけない時間まで肌を楽しむ。
起床して食事の支度。
ご飯をいただいていると八重子先生に展覧会にでも行けばと言われた。
それもいいな。
どこへ行こうか。
南部鉄器見に行きたい? どこだ?
汐留?うちの近くじゃないか。
一旦うちへ着て着替えてから行くのが良い?じゃあそうしましょう。
晩飯も食ってこい? なんなら泊まって?
いいのか、そうか。
着替えて先生を連れて出る。
着物は俺のでいいだろうという話になった。
うちについて少し一服し、着物を着替えていただいた。
「綺麗だなぁ、先生…」
思わず声が出る。
化粧を直す前に、とキスをしてもらった。
自分も釣り合う格好に着替えて汐留へ。
歩いて20分ほど、車で5分と聞いて歩きましょ、と仰る。
ゆっくりと昼の道を歩き到着した。
中に入ると釜や鉄瓶。
なるほど先生が見たがる理由がわかった。
色々見てるとこういう釜欲しくなっちゃうわ、なんて声が聞こえたりもする。
釜の展覧はこういうものなのか。
とすると先日京都の釜の展覧、見ないのは失敗だったか。
後半は現代もの。
こんなのありなのか。
これ、お茶で使ったら面白いな。ネタにはなるな。
なんて思いつつ展覧を楽しむ。
ピンクの鉄瓶なんて先生の家の火鉢の上においてみたい。
なんて楽しく見物した後、お昼ご飯をどこで取ろうという話になった。

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