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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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一旦抜いてベッドに連れて行った。
自分が下になり、上に寝かせて入れる。
「これが茶臼のばしです。何なら今日は四十八手すべてしましょうか」
「四十八手って?」
そうだった、疎いんだった。
「体位ですよ、48通りの体位。先ほどのは唐草茶臼っていいます。
 つまりいろんな体位をしましょうか、と。後ろからとか、立ったままとか」
「そ、そんなのいやよ」
少し腰を突き上げると喘ぎ声。
「どうして? どれが気持ちいいのかわかりますよ。
 ふふ、後ろからが良いのかもしれませんしね」
くいくいと腰を突き上げつついじめればよく喘ぐ。
この体位は確か締まるからブツがしっかり擦れる感じがするとか聞いた覚えが有る。
「ほら、あなたも腰が動いてる。気づいてる?」
「だって…」
喘ぎつつ言い訳しようとする。
かわいいなぁ、つい唇をむさぼって。
逝かせた後、抜けばたっぷりと汚れていて先生は大変恥ずかしそうだ。
「舐めて」
といえば真っ赤になって嫌がる。
酔いはすっかりさめてしまったらしい(笑)
あんまりにも恥ずかしげで可愛くなって解放してあげた。
ペニバンを外すとそれがあった部分が赤くなっていて、
やはり何かクッション入れたほうがいいのかな?と思いつつ後始末をする。
ディルドを外し、洗って片付けた。
戻ると先生はすっかりくたびれてうとうとしている。
横に寝転べば手が伸びて抱きつかれ、そのまま寝息が聞こえ出す。
もう一戦したかったのだが…。
そのまま先生の肌に触れて感触を楽しんでいるうち、少し寝てしまったようだ。
いい匂いがして目がさめた。
隣に先生がいないところを見ると何か作ってくれているのかな。
起きて台所に顔を出すとやっぱり料理している。
「何、作ってるんです?」
「あら、起きたの。久さん、ハンバーグ好きでしょ?」
「よくそんな面倒くさいもん作りますね…」
「主婦だもの」
「それでも最近の主婦は買ってきて済ませちゃうものでしょうに」
「だって久さん、コンビニのは胃もたれするって言ってたじゃないの」
「ああ、そういえばいいました。嬉しいな、覚えててくれたんだ?ありがとう」
キスしたら叱られた。
「料理の最中はダメ、って言ったでしょ」
はーい、と受けてスープを出そうと冷蔵庫を見る。
期限期限、よし。
「先生、カボチャかコーンかグリーンピースかどれがいいです?スープ」
「ポタージュ? んーそうねえ、カボチャいただこうかしらね」
湯煎してハンバーグの用意が出来るまで待ち、配膳前に振り混ぜてカップに入れる。
しかしスープカップは一つしかないため、俺は味噌汁碗だ。
「あらあら、今度一緒に買いに行きましょ」
夫婦茶碗ならぬスープカップか(笑)
ハンバーグを一口いただいて美味しさに嬉しくなる。
やっぱり手作りいいなー。
しかし3つめを食べる頃気づいた。
「先生、茗荷。入れたでしょ…」
「あら今頃気づいたの? うふふ、食べられるじゃないの~」
きゃらきゃら笑っている。
まぁ、そのまま出さないところに愛を感じるがっ。
こぅたまーに嫌いなものを混ぜ込んでくるんだよな。
この間はツナになって出てきたな、マグロ。
なんだかんだ美味しくすべていただいて、満腹満腹。

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