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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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212

先生がお茶を入れて飲んでる間に洗い物をして、俺にも一杯いただく。
ゆったりとしていい気分だ。
これで明日仕事じゃなければなぁ。
そう思いつつ、ハンドクリームで先生の手を揉みこむ。
「シャワー浴びたんですね」
「汗かいてたもの」
「また汗かくのに?」
「後で汗かくからって汚れたままでは出られないわよ」
「そういうところ、清潔でいいですね。あんなに乱れてたのに」
「それとこれとは別よ」
ひょいっと肘をつかんで引き寄せる。
「そういうところ、俺、好きだな」
耳元で言えば身体を預けてきた。
「本当言やぁこのままあなたと逃げたいくらいにね。好きだよ、絹」
「ばかね、そんなことしなくたって。お母さんだって認めてくれてるじゃないの」
「堂々と外を手を繋いで歩いたり、外でキスしたりしたい」
「…それ、夫でもいやよ。恥ずかしいじゃないの」
「あ。そうか、あなたはそうだよな、はは、そうだ」
「そういうの、したいなら他の人じゃないと無理よ?」
「他の人じゃやりたくないな、何も嬉しくない」
「私も、あんなこと…出来るのあなたとだけだわ…」
「誰とでも出来る、なんていわれたら泣きます」
「夫としてたわよ?」
「いやそれは当然でしょ、してなかったら律君いませんし」
「それはいいの?」
「旦那さんは仕方ないです。だけど他の人だと嫌ですよ」
今の孝弘さんとしてるといわれたら嫌だけどさ。
くすくす笑いながら俺の頬を撫でて、キスしてきた。
びくっとする。胸を揉まれた。
まぁこれくらいは。
太腿を触ったり、お腹を触ったり。
もしかして。したいのかな…これは。
と思っていればやはりそうだったらしく。
触れてきたが着物を着ている上に先生が膝に乗ってるからうまく出来ないようだ。
させてやるべきか、諦めさせるべきか。
さっき無茶をしたからトレードオフ、ってことかなぁ。
仕方ない。一旦手を離させて脱ぐ。
おいで、とベッドに誘って先ほどと同じ、先生を上に寝転ぶ。
「俺を抱きたいの?」
と聞けば頷く。
「いいよ」
そういうと嬉しそうにキスしてきた。
俺がいつもやることを思い出せる限り手を動かし、乳首を舐めて。
ぎこちないのは慣れてないからだろう。
そろりそろりと先生の指が翳りに分け入る。
一応少しは濡れているから指の一本や二本、痛くはないけれど。
中を探られるのは違和感だ。
それでも好きな人に触れている自体で身体は高まっているのでそう時間はかからない。
「あれ、私も久さんに入れてみたいわ」
「あなた俺いじめて楽しいですか?」
「ちょっと楽しいかも」
「ダメですよ、そんなことしたら。アレをこっちで味わいたいですか?」
とお尻の穴をつつく。
きゃっと声を上げて俺の中から指が引き抜かれた。
「あんなの入らないわよ…指でも辛かったのよ?」
「大丈夫、切れないように入れて差し上げます」
ニヤッと笑うとむっとして、先生の汚れた指を口に押し込まれた。
眼を見ながら綺麗に舐め取る。
手を外してそのままキス。
「俺の、舐めちゃいましたね、これで」
くすっと笑って反転、今度は俺が抱く番だ。

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