さて起床して出勤だ。
なんだか面白くないが仕事だから仕方ない。
ざっとこなせば昼前だ。
飯を食って営業周り。
道順を組む。
あれ?あ、いいこと考えた。
ここを最後にしたら先生の顔見るくらいできるかもしれない。
よし、と気合一発入れて営業する。
最後のホテルを出るとき、テイクアウトコーナーで売っているデザートを
持ち帰らせてもらうことにした。
たまにはケーキも良いじゃないか。
その足で先生のお宅へ。
「こんばんは。お邪魔します」
「あらぁ?いらっしゃい、どうしたの?」
「これ、ケーキ。近くまで来ましたので持ってきました。
「あらあらあら。おいしそう。冷蔵庫入れておいてくれる?」
台所に行って八重子先生に挨拶して冷蔵庫に入れる。
「あんた時間あるならお稽古して行ったら?」
「いいんですか?」
着替えといでと言われ、着替えて茶室へはいる。
「あら。お客様に入ってくれる?」
「はい」
こんにちは、と言われて挨拶を返しそのまま次客へ。
そのままお稽古は進み、生徒さんは帰られて俺の番だ。
台子は出てないので通常の風炉を。
流石に怒られはしない。
手直しされるだけだ。
お稽古が終わり水屋を片付けて、お夕飯はいただかずに帰った。
帰宅後先生からケーキ美味しいとのメール。可愛い。
土曜日に来るのを待ってるとか書いてある。
何か嬉しい。
明日の仕事も頑張ろう、そういう気になれた。
飯を食って寝る。
適度な疲れ。
よく寝れて朝。起きた。よし、頑張ろう。
ちょっとひんやりしてるなあ。
仕事をしているうちに段々温かくなって、上着を脱いで、脱いでしている。
たまに忘れて帰ってしまうのが難儀だ。
そういうと先生が仕事着にすべて名前を書いてくれた。
だから最近は忘れてもちゃんと次の日に回収できるようになって助かっている。
帰り道、行く気になってジムへよった。
寒いと行く気がしなかったのは汗が引いた後風邪を引く気がしてたからだ。
温かくなったからには風呂がてら行かないのは勿体無い。
ジムで汗をかいて風呂で洗い流し帰宅する。
程よい疲労感。
温かい日差しと眠気。
おやすみなさい。
ふと目が覚めれば暗くなっていて、腹も減る。
メシ。
何食べよう。
面倒くさいな。
とりあえず着替える。買いに行くにも食べに出るにも着替えねば始まらない。
財布と携帯を持ってぶらりと家を出る。
あ。
パスタにしよう。
どこだったかソラマメのパスタをしていたはずた。どこだった?
暫く考え込んで思い出し、店へ行って頼んだ。
少し女性には多いそれを食べて、更に一品を頼む。
先生となら、先生が食べれない分を食べてしまえば良いんだが。
食事を終えてコンビニで甘いものを買って帰る。
うちに帰ってからプリンを食べて、寝た。