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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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座布団に座ってくつろいでると寝巻きに着替えて俺の横へ座った。
そっともたれてくるのも可愛いわけだが。
先生の家だと寝間じゃないのにこんなこと出来ないからな。
「ね、先生。今日はアレ使って良いかな」
「…どれ?」
「どれだと思いました?」
「縄とか痛いのとか熱いのとかなら嫌よ?」
「そっちでも良いですが今回はペニバンですね」
「仕方ないわね…。痛くしないで頂戴よ」
渋々、と言う表情だ。
多分痛くない、と思うけど。今回は。
新作なんだよね。
特注品。俺と先生のための。
お腹がこなれるまで先生を撫でてまったりと過ごす。
先生からキスしてきた。
「ねぇ、するならしましょ…」
どうやら焦らされてるような感覚だったようだ。
「着替えるからベッドで待っててくれるかな」
眉間に皺、どうした。
「いいじゃない、このままで…」
「ん? ここでいいの?」
「それは、いやだけど…ん、ぁ、ここで、するの?」
「待てないならね」
ちょっと玩んでると、荒い息の中から待つから、と聞こえてきた。
「ふふ、じゃ待ってて」
ベッドに下ろして部屋を出る。
スウェット上下だったのを寝巻に着替え、ペニバンを装着した。
「ただいま。お待ちかね?」
顔を赤くしている。
キスすると抱きつかれてベッドに引き込まれた。
やっぱり時期だね、土曜は彼岸の入り、ということでしなかったのも有るかもしれないが。
俺も楽しみ、先生も楽しませつつ軽く逝かせてそろそろいいかな。
コンドームをつけてゆっくりと押し当てる。
少し入れては出し、なじませるように動くと先生の声が少し漏れる。
「どう? 痛くない?」
「ん、大丈夫…」
ほぐれてきたのでぐうっと奥まで。
当たる感触と共に太腿が先生の尻肉にぶつかる。
「んっ」
「大丈夫?」
頷くのでゆっくりと腰を使う。
気持ち良さそうだ。
暫くするとなじんできて少し激しくする。
声が高くなってきた。逝くようだ。
足が絡まり、ぶるりと身を震わせる。
弛緩。
息が整うまでそのまま待った。
「な、に…どうして?」
「そんなに気持ちよかった?」
「すごかったわ…」
「そりゃあよかった、金を掛けた甲斐あるなぁ」
「どういう事?」
「あなたの形にあわせて作ったんですよね、こいつ」
「えっ…やだ、そんな…」
「あ、いやあなたの名前渡したわけじゃないよ? 形とかサイズとかオーダーしただけ」
動くと気持ち良いらしく、喋ってるだけでも感じるようだ。
そりゃ一年かけてどこが良いとかきっちり当たるようにしてあるからな。
地味に気持ちよくなるから却って動かないほうが辛そうだ。
もう一度腰を動かすと軽く奥に当たる感触があり、腰を押し付けると先生が啼く。
先をこすりつけるような動きをすると簡単に逝った。
「なんで…これっ」
軽く出し入れして再度逝かせる。
辛そうだから一旦休憩を入れよう。
抜いた時の喘ぎ声も可愛い。
ぽっかり開いた所から白濁した粘液、本気でよかったようだ。
勿論ペニバンにもたっぷりと汁がついている。
先生に見せ付けると恥ずかしそうだ。
一旦ゴムを取った。
「触ってごらん」
透明のぷるんぷるんとした素材。
芯はある。だけどどの体位でも痛くないように作ってある。
ディルドとの違いはリアルじゃないことだ。
装着するベルトもきっちり俺に合わせて作ってあり、擦れて痛い事もない。
先生は恐る恐るだが触って、その感触が面白いようだ。
ぷらんぷらんと振って遊んでる。
「舐めてみる?」
「えっ、そんなの恥ずかしいわよ」
「いいから舐めてみなよ。ほら、ソフトクリーム舐めるみたいにさ」
おずおずと舌を這わし始める。
いいねぇ、初々しい。
ある程度唾液で潤ってきたので頬張るように言った。
「歯を立てずに。そう」
うぅ…ぞくぞくする。征服感。たまらん。
ちら、と上目遣いに見る。可愛い。
押し込もうかと思ったが最初に嫌な思いをさせては次が困る。
疲れてきたようだから解放してあげた。
「入れたくなった?」
パッと先生の耳が赤くなる。
「後ろから入れるから膝を突いて」
補助しつつ後背位を取る。
今度は前戯は要らない。
膝が崩れ落ちるまで十分に啼かせて楽しんだ。
二人とも汗だくだ。でも俺も風呂につれて入る体力がない。
そういうわけでペニバンを外して横に転がり先生の背をなでる。
荒い息が徐々に落ち着いたものと変わり、ついに寝息に変わった。
おやすみなさい。

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