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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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先生はさっさと和室に行ったのでその間に風呂を洗う。
昨日入ったままだったから。
出てくると浴衣に着替え、俺のフリースを背に羽織ってテレビを見ている。
「その格好寒いでしょう」
「うん、ちょっと寒かったから借りたわよ」
「ストーブの前に座れば良いのに」
ベッドに布団乾燥機をセットする。そのまま入る気にはなれない。
「先に風呂にしますか?」
「うーん…」
「どうせ汚れるから後にしますか」
あ、赤くなった。
後ろから抱いて胸に手を差し入れて揉む。
「ねぇ…最近ね。左だけ大きくなった気がするの」
「あーどうしてもこっち揉んじゃうからなぁ。じゃこうしますかね」
胸をはだけさせて手を入れ替えた。
「冷えてますねぇ。温めないとね」
触れている部分から徐々に熱を持っていく。
足を崩させて冷えた足に手を這わせると気持ち良さそうだ。
性的になのかどうかは知らないが。
ゆっくりと上に手を這わせていくと掴まれた。
でも力は入ってなくて。
あそこに軽く触れるとビクッと震えた。
指を割りいれて少し濡れているのを塗り広げ突起を刺激する。
掴む力が強くなる。
喘ぎ声が上がってきた。
きゅっと身を縮めて耐えるかのように。
「ひっ」
軽く爪を立てると悲鳴が上がる。
「ここ、大きくなってきてるよね、初めての時に比べて」
「う、あなたがしたんじゃない…」
「乳首も。段々エッチな体に変わってきたね」
「ばか…恥ずかしいわ」
「欲を言えばもっと求めて欲しいかな。無理だろうけど」
喘いでて俺の言葉なんて聞こえてないようだ。
指を中に入れて玩ぶ。
腕に爪を立てられてちょっと痛いけど楽しくて。
一度逝かせてからベッドに転がした。
体中たっぷり舐めて気持ち良くもさせてむさぼりつくした。
「も~だめぇ…」
ついにばてたようなのでやめてあげた。
「気持ち良いけど…疲れたわ…」
「そりゃあねぇ。もっとしてもいいんですよ」
「ダメ、ストップ!」
慌てて止めてくる。可愛いなー。
「はいはい、寝ちゃいますか」
「もうちょっとこうしてて欲しいの…」
寝るまで、ね。了解。
俺の足に股間を擦り付けてるようだけど足りなかっただろうか。
指摘するとそうじゃないけどなんとなく、だそうだ。
そうこうしてるうちに眠気が来て、先生のあくびが聞こえる。。
「寝ましょうか」
「うん、おやすみなさい」
「おやすみ」
電気を消して寝た。
当然夜中に俺は仕事に行かねばならず、先生を放っておくことになるわけだが。
布団から出て毛布を間に詰める。
多少寒くはなかろう。
支度をして先生の顔を一度覗き込んでから出勤した。
俺がいない間に動けるようなら一人で帰ってお稽古に行くようにと書置きをして。
仕事は暇で今日は早く帰れそうだ。
先生がまだ家にいるようなら昼を食ってもう一戦しても良い。
帰っててくれたら一番良いんだけど。
家に着くと電気がついてる。
いるなぁこれは。
「ただいま」
「お帰りなさい、お昼どうする?」
風呂に入った後のようで髪が濡れている。
「どこか行きますか。風呂入ってる間に乾かしといてくださいね」
「うん」
ちゃんと湯が張ってある。
さっと洗って湯に浸かると大変に温まった。
風呂から出て流石にバスローブを羽織って出ると甲斐甲斐しくも髪を拭いてくれる。
「俺に構ってないで着物着たらどうですか? 食べちゃいますよ」
慌てて手を離して和室へ行った。
今からされるのはいやなようである。
ざっとドライヤーをしてなんとなく乾いたので着替えよう。
先生はお化粧もしている。
「どこ行きます? ん…ホテル?」
それなりの格好してるからなぁ、先生。
「えぇと、天麩羅。ダメかしら」
「はいはいちょっと待ってて」
電話して席があるか聞く。平日だしね、有るよね。
よしよし、ある。30分後。
先生にそう伝えて俺も着替え、トイレを済ませて連れ立った。
「寒いわねえ」
「ま、こんなもんでしょう」
久々の天麩羅はうまくて先生も嬉しそうだ。
クリスマスは行けないから先に楽しませねば。
満腹になって帰宅して、着替えてテレビを見て。
「お稽古どうなってるかしらねえ」
「気になるなら帰りますか?」
「今から帰ってももう遅いわよ。もうちょっとこうさせてて」
俺の胸にもたれてあくび一つ。
「ん、寝れなかった?」
「寝たけど眠くなってきちゃったわ」
「じゃ、寝ますか。添い寝しましょう」
「ダメよ、こんな時間に寝たら夜寝れなくなるじゃない」
「ふむ、んじゃぁ抱かれてください」
「えぇ? お昼間っから何言うのよ。あ、こら、ちょっと」
帯を解いて脱がせてしまった。
縄を取りに行くのはもはや面倒で手拭で手首を巻き上から腰紐で腕を固定した。
胸にも腰紐を通していく。
「さすが正絹は締まりますねえ」
「あの…恥ずかしいわ」
「足も縛っちゃいましょうか」
「だ、だめ…そんなのだめよぅ」
でも腰紐がないんだなこれが。
伊達締めじゃあなぁ。
あ、俺が脱げば良いのか。
帯を解いて襦袢の腰紐を抜き、先生に胡坐をかかせ足首を縛った。
じっくり見ると目が潤んできた。
触れもしてないのに股間も潤んできたようだ。
足袋を脱がさなかったから妙に色っぽい。
あちこち触れて焦らし、お願いさせて。
道具使っても良いとまで言わせた。
足だけ腰紐をほどいてペニバンを持ってきた。
いやいやをしているけどあそこのほうは準備万端。
ゆっくりと焦れるほどの速さで出し入れして、それでも先生は感じているようだ。
先生の足が俺の腰に絡みつく。
嫌がる割に感度が良くて随分俺になれたようだ。
何度か逝かせてから腕の紐をほどき、胸紐もほどいた。
うっすら痕はついているが縄目ではない。
「酷いわ…」
「愛してる。酷くてごめんね、それでもあなたが欲しくてたまらない」
「一緒になんか、住めないわね…」
「あー…、性欲面で?」
「だって毎日したいんでしょう…無理だもの」
「わかってますよ、ええ。無理ですよね」
「でも浮気されるのもいやよ?」
「したら暫くあなたとキスも出来ないのに何でするんですか」
「そう?」
「むしろ…今月後半、俺のいない間あなたがちょっかい出されないか心配で」
ぷっと吹き出されてしまった。
「ばっかねぇ。もう。疲れちゃったわ、ちょっと寝ましょ」
「はーい」
抱き上げて布団に寝かせた。
「着物片付けてくる」
「ん、先寝るわよ」
手を洗ってさっさと衣桁にかけて横に潜り込む。
昼寝昼寝。
おやすみなさい。

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