しばらく楽しんで俺の性欲が落ち着いた頃、3階に行かない?ということで、
先生に着物を着てもらって俺も服を着た。
「明日、俺は市場に行ったらそのあと暇なんでなんだったら湯沢行きませんか。
そこから直接帰れば時短ですよ。夜9時前までなら一緒に居れます」
「湯沢?温泉? いいわねえ」
「塩沢に寄っても良いですね、確実な本物売ってますよ」
「あら、塩沢って近くなの?でも高いでしょう?」
「50もしませんよ、それくらいは買ってあげます」
「あら、そんなわけにはいかないわ」
「貢がせてくださいよ、ね?」
「駄目よ、それなら行かないわ」
「じゃ、気に入ったものが有ればってところで手を打ってください」
「しかたない子ねえ」
利き酒エリアに入ってまずは2000円分をコインに。
10枚ずつ持っていろんなお酒を試す。
先生の好きそうなのはこれとかあれとか…と説明。
それを飲んでみてくれる。
「あら、ほんと、おいしいわ」
私はここからスタート、と半ばあたりから飲み始める。
うっこれは酸味が強い。あ、これ辛い!
む、もうちょっとコインを足そう。1000円分追加だ!
「コイン足ります?持ってるから足りなきゃ言ってくださいよ」
「鶴齢ってどこにあるかしら、飲んでみたいんだけど」
「確か60番あたりだったような。ああ、あったこれだ」
入れてあげて渡す。一口飲んで。
ほい、とキュウリを渡すと笑われた。
「どこから持ってくるのよ~」
「え、そこに味噌と一緒にあるんですよ。塩もうまいですよ」
「あら、ほんと。お塩は見えてたけどキュウリもあったのね。気づかなかったわぁ」
「一杯が多いんなら半分助けますよ、数飲んでください」
結局20種くらい先生も試して、少し酔ってしまっている(笑)
そのまま酒売り場に移動して、好みの酒を色々と買う。
30本ほど選んで先生のお家に送ってもらうことにした。
ホテル側に向かうと食品も売っていて、どうせならと米や味噌醤油、
お土産になりそうな食品も買い込んで先生宅や自宅に送る。
「ね、お腹すいちゃったわ」
「ああ、もうそんな時間ですね、昨日のところで良いですか?
それともどこか行きますか?」
「昨日のところでいいわ、もう動くのやだもの」
酔っ払いだから(笑)
昨日のお店、つまりここの下の階に移動して色々注文する。
頼まなかったメニューを色々と。
酒は梅酒を頼む。
メシも酒もうまくて、横には沢山飲んで酔って色っぽくなってる好きな人がいて。
幸せだなあ、しかもここは遠方ゆえに誰憚ることなくベタベタできる。