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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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八重子先生が開さんを叱りつつ、食事。
さすがは二十歳程度の中身、最近ちょっと年相応になろうとしてるらしいけど。
久しぶりの先生のご飯が美味しい。
黙々と食べる。
「山沢さんどうしたの?あまり喋らないのね」
「あ、いや、メシ。うまくて」
「子供みたいねえ」
なにぶん一週間ぶりだからなぁ。
「山沢さんも結構食べるね」
「だからタフなのかしら」
「仕事してるときは朝・朝・昼・夜食ってますしね」
「4食も食べてるのかい?あんた食べすぎじゃ…」
「ないんですよね、これが。暫く夜抜きにしたら体脂肪一桁に。
 大体2700カロリー目安に取るように言われてます」
「あら、私1800って言われたわよ」
「デスクワークしてた頃はそれくらいでしたね」
さて、ごちそうさまでした。
お片付けを手伝おうとしたら良いと言われお茶をいただく。
うまいなあ。
ほっこり…しててはいけない、帰らねば。
明日明後日仕事して、お稽古だな。
絹先生も戻ってきた。
「お酒、明後日飲みましょ。買うときは思わなかったけど随分沢山だったわね」
「買いすぎだよ、あんなに飲めないだろ」
「いや、司ちゃんが飲んでくれるでしょうし」
「司ちゃんねえ、誰に似たのかしら」
「八重子先生じゃないですか。いける口ですよね?」
「ああ、そういえば母さん結構飲むよね」
「山沢さんも凄く飲むのよ。利き酒の所で私が半分飲んだ杯、全部飲んでたわよ」
「ああ、でも新潟の酒は辛口で私は飲みにくいです」
「辛かったかしら、美味しいと思ったわよ?」
「京都の酒に慣れているからかもしれませんねえ、うまいとは思いますが」
ああ、タイムアップ、帰らねば。
「それではそろそろお暇を」
「あらもう? 気をつけて帰ってね。明後日お稽古だから忘れずにね」
「はい、よろしくおねがいします」
見送っていただき、バス・電車を乗り継ぎ帰宅。
即布団に転がって寝た。
翌日遅刻しそうになり慌てるものの普通の金曜日、そこまでは忙しくなく。
早めに仕事を切り上げ報告書などを纏めて送る。
帰宅してすぐに荷物が届き開梱して洗濯。
先生のパンツとパジャマ…シルクだ。
手洗いか。
洗い方がわからん。
先生に電話すると明日持ってきたら自分で洗うとの事。
別の袋に除けておく。
自分のは乾燥が済むまで放置だな。
3時間半ある。寝よう。
熟睡。疲れてたんだなぁやはり。
洗濯機が鳴って目が覚める。
畳んで片付けて。
腹が減った。何か食わねばならんがコメを炊くのも面倒だ。
冷凍庫をあさってチャーハンを温める。食べて…寝る。
ひたすら、寝る。

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