忍者ブログ
百鬼夜行抄 二次創作

let

伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

177

「あらもうこんな時間。お風呂入れてきましょ」
暫く話してお風呂に入って。戸締り火の用心を終えて各自部屋へ。
フツーに先生は私の部屋に来る。
「いいんですか?抱きますよ」
「えっ駄目よ、司ちゃんきてるから」
「わかってますよ、キスくらいはいいでしょう?」
顎を掴んで持ち上げキスをする。
暫くキスしていたがトンと胸を押され身を離した。
「お布団、敷かないと…」
「抱かれたくなりましたか?」
「外から影が見えちゃうから…」
ああ、なるほど見えるね。
布団を敷いて入る。先生も横に入ってきた。
先生を煽るかのように撫で回す。
「駄目よ、意地悪しないで…ねぇ」
そういいつつも太腿をもじもじさせている。
「一度、しないと辛いんじゃないですか」
「ばか、司ちゃんいるのに…んっ」
乳首を摘んで捏ねると甘い声。
こうなると最後までしたくなって、むしろ興奮する。
先生もいつもより我慢しようとして可愛い。
心なしかいつもより濡れていて羞恥に興奮するんだろうと思う。
かすかな喘ぎ声、俺を噛む。達して荒い息。
綺麗で可愛くて。潤む瞳に見つめられ、気持ちよくなる。
「ね、兄さんと結婚するの?」
「は?」
なんでこの場面でそれ?
「あなたが、久さんが兄さんとするの、私嫌だわ」
「そう思うなら八重子先生に言ってください」
「あなたはどうなの?」
「私は先生が望むならってとこです」
「男の人嫌いなのに?」
「私が男なら…あなたの子がほしい。それは前に言いましたね。
 あなたと同じ血の流れる開さんの子でもいいかと」
「そうなの?」
「まぁ妊娠出産とか凄く欝になりましょうけどね。あなたの男でありたいから」
「あら…そうね、今いつもの山沢さんの格好でお腹が大きいの想像しちゃったわ」
「何かおかしい光景でしょ?」
「でもほら、狸腹の男性多いからそういう感じに見えるんじゃないかしら?」
「そうなった時、欝のあまり八つ当たりのようにあなたを抱くかもしれませんよ?」
「怖いわねえ…」
「だからうまく八重子先生を説得してください」
そういって手にキス。
「頑張るわ」
「じゃ、寝ましょうか」
「ええ、おやすみなさい」
「おやすみなさい」

拍手[1回]

PR