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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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204

少し悩んで、先生のお家に電話をした。
「起こそうとしたんですが熟睡されてしまいました。すいません。
 明日朝か昼にと思うのですが」
「いいけどね、明日はお稽古ないから。あんたも疲れないように。明日仕事だろ?」
などと会話をして了解を取り付けた。
そろそろ晩御飯の支度をしなければならんな。何食べよう。
回鍋肉食いたいぞ。
と言うことは買い物は豚肉にキャベツ、ピーマン、長ネギくらいか。
豆板醤は、よし、まだある。
一応のため書置きを作って買物に出た。
野菜を籠に入れていると電話。先生からだ。
大根の半分のやつを買って来い?なにするんだろう。
買物を終えて戻り、何を作る気かと聞けば大根の味噌汁。
俺が好きなの思い出したらしい。
野菜を洗って支度していると大根の使わない部分を塩漬けしている。
ちょっとでも野菜を食べろと(笑)
ざっと作って、夕飯をいただいた。
「で、どうします? 今から帰りますか?」
「あら、お母さんに電話してくれたんでしょ?」
「しましたけどね、帰るのなら送ろうかと」
「帰らせたいの?」
「いいえ、可能ならこのままずっとあなたと二人で居たいですよ」
「あら…」
頬を染めて可愛らしい。
「さっきね、あなた起きないから。抱いたら起きるかなとか考えちゃいましたよ」
「やだ、もう…まだしたいの?」
「あなたがよろしければ」
「……あれ、使ってもいいわよ。だから触っても怒らないで」
「使いません」
「さわらせてくれたっていいじゃない…」
眉根に皺を寄せて拗ねられてしまった。
「そんな顔しないで。痕がついたらどうするんですか」
撫でたら胸を掴まれた。
…どうしてもしたいのか。参ったな。
「今日どうしても、ですか?俺、明日朝早いんですが…」
って言ってるのにずっと俺の乳を触って揉んでいる。
手が下りてきて敏感なところを掠めるようにつつかれた。
平常心平常心…。
かり、と爪を立てられたところで叱った。
「先生、重ねて言いますが俺、朝が早いんですよ? と言うか夜中ですよ?
 やるなら今度、来週の土曜日とかにしていただけませんかね」
「だめなの?」
「だめです。逝くの疲れるんですからね、今からじゃ絶対寝過ごします」

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