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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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さっさと脱ぎ散らして先生を見ると困ったような顔をしている。
「どうしたんです? 私を抱くんでしょう? ほらあなたも脱いで」
慌てて脱ぎ始めたが脱いだところでどうしていいのか戸惑っているようだ。
「普段私があなたにしてるようにしたらいいんですよ。まずはキスしてください」
ベッドに引き寄せて俺が下になるように寝そべる。
キスをしているうちにそういう気分になってきたようで、
恐る恐ると手が胸に伸び、下腹部に触れ、下の毛をまさぐり敏感なところに触れた。
ふっと息が詰まる。
ぬるりと襞を弄られてびくっとなり、中に指が入ってきてうごめかされぞくっとしつつ。
我慢だ、我慢しろ。
音を立てて指をうごめかされ、突起を弄られて逝ってしまう。
はっはっ、と息をついてこれでいいか、と言うともうちょっとしたい、と言う。
やけっぱちでやらせる。
結局3回ほど逝かせられてくたびれた。
「つまんないわ…」
「なにがですか」
「だって声出してくれないんだもの」
「諦めてください、それは。あなたに逝かされる自体、なんというか…」
キスをされる。
「とりあえず、これでいいでしょう?風呂入って帰りましょうよ」
「そうねえ。今回はこれでいいわ、させてくれたんだし」
ほっとして起きてシャワーを浴びる。
しかし今回は、か。またする気か。やだなあ。
今度は声が出るまでとか言われそうだ。
俺が風呂から出ると先生は手を洗って着替えている。
さっと着替えて先生を連れて出た。
戻ると八重子先生が何か言いたげだが、時間も時間、ご飯をいただいた。
律君と孝弘さんが掃けたあと、先生は逃げてしまった。
八重子先生に何をどこでして来たのか聞かれてラブホでヤられました、と。
正直に答えると頭を撫でてなぐさめてくれた。
疲れました、と言うと今日は早く寝たらいいと言われたが流石にこんな時間からは。
ふと思いついてお薄のお稽古をさせて欲しいとお願いし、
空の釜でお稽古を見ていただいた。
やはり屈託が稽古に出ているようで八重子先生が心配そうだ。
それでも3回程お稽古を見ていただいてるうちに落ち着いてきて道具を片付け、
布団を敷いて先に休むと告げて寝た。
翌朝。
気づくと先生が横に寝ていて、気づかないほどくたびれていたのかと思う。
朝から抱く気になり、喘ぎ声が出ない程度に弄った。
逝かせてしばし抱きしめてると先生は昨日叱られたという。
まずは無理に俺を抱いたことと、そんな事を人に相談したこと。
もういいから、と撫でて宥めて身支度をして朝食を作りに立った。
さっと魚を焼いている間に先生がお味噌汁を。
今日は焼鮭と納豆と玉子と味噌汁。普通の朝食だ。
味噌汁がうまくて、やっぱり出汁取ってるからだろうなぁ。

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