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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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217

まずは明日、布団だけでも買って搬入することを決めた。
明後日来るときにベッドや家具のカタログを持ってこよう。
俺の寝床でも有るが先生もくつろげるほうが良いに決まっている。
「暖房器具もいるわよ?」
ああ、そうか。
今はエアコンかかってるから気づかなかったが床が冷えるな。
床暖はついてないというしホットカーペットでお茶を濁すべきか。
相談すると機密性はそれなりみたいだから食卓のあたりだけ敷いて、
後は絨毯かカーペットにしたら?と言う。
掃除が大変だから、と言ったら掃除位してあげる、と仰る。
うーん、と悩んでいたらキスされた。
人目がないと大胆だな。でもここは足が冷えて先生にはよろしくない。
帰りましょう、と言うと拗ねたような顔をする。
可愛い、といえば照れる。
戻ってからお昼をいただいて、八重子先生に近くに借りたことを話す。
床が冷えるのでと話しているとタイルカーペットはどうかと言われた。
ご友人のお宅で家の中で中型犬を飼っていて、タイルカーペットを敷いているとか。
なるほどあれなら汚れれば洗えばよい。
早速に発注をかけるべく、受け取りはどうしようと悩めば、
連絡先を先生のお宅にすればよいとのこと。
貰った間取り図を元に枚数を考え、発注をかけた。
少し多めに。
先生はずっと俺の膝に手を突いている。
ま、これくらいなら誰かが見ていても問題はない、多分。
何を置きたいか聞いてコーディネートしてゆく。
優しげな印象の部屋になりそうだ。
俺の家は何か硬質な感じがするらしい。そりゃ黒中心だからだ。
ベッドも黒いからなぁ。
だがピンクのベッドは却下だ!
結局白いベッドにしてシーツをピンクにしたらいいじゃないといわれてそう決まった。
シーツなら普段は別のに出来るから。
ピンク、やっぱりダメでも捨てれば済むからと。
先生も納得できたようだ。
さてそろそろ、と夕方。
先生は帰って欲しくなさそうだ。
ちゃんと明後日も来るから、と周囲をうかがってからキス。
別れて帰宅の途中、夕飯になりそうなものを見繕う。
少ししょんぼりとしていた先生は可愛かったなぁ。
家にたどり着いて食事をしながら、思い出して独り顔がニヤついた。
翌朝出勤し、仕事。
節分だ。いわし以外は大して売れず暇を託つ。
帰宅、さてカタログを集めねば。
あちこち立ち寄り5,6冊集めるだけ集め、鞄に入れる。かなり重いな。
なんだかんだ夕方になり食事を取って寝ることにした。
明日は会える。そしてえっちしていいはずだ。

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