忍者ブログ
百鬼夜行抄 二次創作

let

伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

224

朝、朝食を取ってゆっくりしていると電話があり、先生が出る。
荷物が届くそうだ。
先生が手伝ってあげる、と一緒についてきてくれた。
中でしばらく待つと宅配が来た。
開梱し、組み立てる。
茶箪笥と、洋箪笥の上が和箪笥になっているもの。
それからベッド。
箪笥類は一人で作れたがベッドだけはちょっと支えてもらったりした。
コイルマットを載せて、布団を敷く。
良い感じだ。
一緒に戻るとシャワー浴びてきて、と言われて風呂に入る。
さっと濯いで出てくるとデパートに行こうと仰るので着替えた。
30分ほど先の駅前のデパートに入る。
同じ系列のデパートはやはり売り場の空気も似ている気がする。
さて何を買うのだろう。
「さ、まずは催し物会場行きましょ。律とお父さんの買わなきゃ」
とついていけば沢山の人、人、人。
ここで待ってて、と言われて子供服売り場に取り残された。
こんなところにおいてかれても困るんだが、とフロアガイドを見ることにした。
この後上で呉服ちょっと見ようかな?
30分ほど待つと戻ってきた。
何も買わなかったのかと思ったが配送してもらうことにしたらしい。
「呉服売り場、ちょっと見ます?」
「そうね、ついでだものね」
見に行けばそれなりにものは置いて有るようだ。
うろついていると先生がこれ面白いわねえ、という。
「お稽古じゃ着られないけど…あなたとお芝居行ったりするのにどうかしら」
「それは…いいですね」
値札を見ると正絹7万と消費税。ふむ、まあ良い。
店員に言うと今日は仕立て・八掛・胴裏込みでこの値段と言う。
手縫いかミシンか聞けばミシンと言うので手縫いに変更してもらって追加1万5千円。
ついでに合う帯締めと帯揚げを買い10万を支払った。
仕上がりは三月下旬のようだ。
それから降りてキッチン・バス・トイレ用品を色々と買い揃える。
ついでにうち用のスープカップを二つおそろいで。
少し先生の洋装の服を見て、ブラウスを買ってまずは俺の借りてる部屋へ。
すべてを片付け、途中で買った洗剤やシャンプーなども設置して一気に簡易な所帯に。
後は足りないものは追々に、と先生と戻った。
早、夕暮れ。
寒くならないうちに帰りなさい、と言われて帰宅する。
帰り道、デパートにより先生へのチョコを購入した。
いや先に既に京都限定品を送ってもらうよう話をつけては有るが。
帰宅し、食事を取って寝た。
明日、先生から仕事が終ったらいらっしゃい、と言われている。

拍手[1回]

PR