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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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道を作ってついでに八重子先生の車から雪を落とす。
車輪幅をとって外の道路までの道も作った。
これで何とか出られるかもしれんし。
道路さえ除雪されれば。
しかしカーポートなくてよかった。
近所の家はカーポートがぽっきり逝ってるらしい。
さて余力はまだ有るか。有る。
道路に突撃だ。両隣の家までの歩く道!
えっさほいえっさほいと雪をどかし、排水溝を探してそこもあけておく。
これがあいてると凍結しにくくなるはずだ。
ふーっと身体から湯気を発しながら戻り、上着とズボンを脱ぐ。
先生がいそいそと干してくれて、八重子先生が着替えを出してくれた。
座布団を枕に先生の尻に背をくっつけるようにして少し寝る。
ふと温かみが消えた頃、お夕飯と起こされた。
買い置きのものばかりだから、と言うが十分美味しくて。
幸せな気分。
頼られて、甘やかされる。幸せだな。
さて、雪は止んで居るらしい。
そんじゃまあ本日ラストの雪かきしましょうかね。
あの後そう降らなかったようでササッと道路まで除雪。
隣の家までだった道を更に幹線道路へ向けて掘り行くことにした。
いけるところまで掘り進む。
有る程度踏み後が有るので随分楽だ。
汗でぼとぼとになる頃、道路に辿り着いた。
これでいいだろう。
疲れた、ととぼとぼと帰る。
ただいま、と入って服を脱ぐ。
「お風呂沸いてるわよ、入って」
と風呂に入れてもらった。
冷え切った身体にお湯が気持ちいい。
風呂から出てショーツに生理用品をセットして寝巻に着替える。
居間に戻るとテレビでは山梨の話が出ている。
あちらも凄いようだ。
あったまってるうちに寝るよう言われて、先生と寝間に入る。
懐に先生を抱いて、先生の温かさ、匂い、肌を楽しむ。
胸を舐めたら、そんなことしてないで早く寝なさい、と仰るが。
「だってこうしてたいんですもん」
そういうと仕方ない子ね、と仰って頭を撫でてくださる。
暫く先生の柔らかい胸を楽しんでると先生の寝息が聞こえ出した。
先に寝ちゃったか、先生も今日は孝弘さん操るのに疲れたのかもな。
綺麗だよなぁ、先生。
くっ寝息に引き込まれる。
おやすみなさい。

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