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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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起きて出勤、それなりの荷動き。
やっぱり天気が怪しかろうと土曜は土曜だ。
忙しくてお稽古に少し遅れそう。
メールを先にしておいた。
仕事が終わり、慌てて帰宅しシャワー、着替えて駅へ。
電車に乗っているとメールが返って来た。
落ち着いて事故の無い様に来なさい、と書いてある。
うん、落ち着こう。
電車の中で焦っても仕方ない。
深呼吸をして電車を乗り継いで先生のお宅へ。
「すみません、遅くなりました」
「いらっしゃい。水屋はして置いたから着替えてらっしゃい」
「はい、有難うございます」
着替えて茶室へ。生徒さんは後5分もすれば来るはずだ。
先生にちょっと着方を直された。
「急ぎすぎよ。ちゃんと着ないと駄目よ」
「すいません」
笑い声に気づいて見やると生徒さんがくすくす笑っていた。
「おじゃまします」
「あら。いらっしゃい」
「こんにちは」
「仲がおよろしくて良いですわねぇ」
ほほほ、と先生も笑ってお稽古開始だ。
たまにお客様の稽古に混ぜてもらったりしてのんびりなごやかなお稽古。
先生も今日は普通に落ち着いて生徒さんの相手をなさってる。
いったいなんだったのか。
夕方、生徒さん達が帰られて俺へのお稽古もいつもどおりに厳しい。
完全にいつもどおりだ。
ご飯を頂いて、団欒。
八重子先生があちらの家に行って来て良いと仰る。
先生は今日は行く気はないようだ。
別に今日どうしてもしたいほどでもないのでそのまま団欒を続け、風呂に入った。
先生と寝間へ行く。
布団に寝転がって先生が着替え、髪をほどくのを眺める。
色っぽいなぁ。
それから布団の中に先生が入ってきて、キスをした。
唇が離れたら先生は背中向けて、おやすみなさいって言って寝てしまった。
ありゃ。
する気にはなれなかったか。
いいけどさ。
眠くなるまで先生の乳を玩ぶ。
やわらかくてすべすべで気持ち良いんだよなぁ。
堪能しているうちに眠ってしまった。

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