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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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409

朝。起きると先生が横にいた。
またか…。
多分終電でうちに来たんだろう。
来客は夜には帰ったのかな。
頬を撫でて出勤の支度をして置いて出た。
暇だから本当なら会社を休んで一日、先生と遊びたいが…。
会社勤めの悲しさ、勝手にゃ休めない。
いや自営業でも勝手休みは中々難しいご時勢だろうが。
仕事を頑張って昼前に帰宅した。
電気がついていない…。
帰ったか、寝ているかどっちだろう。
玄関を開けた。草履がない。
帰っちゃったか…。
ちょっとがっくりした。寝に来ただけか。
腹減ったなぁ…。
シャワーを浴びて風呂から出ると台所から物音。
覗き込むと先生がいた。
「帰ったんじゃなかったのか」
「買物行ってたのよ。冷蔵庫何も入ってないじゃないの」
「週の半分以上あなたの家で食ってるからね」
「お昼簡単なものだけど作るから。服着なさいよ」
「んー」
もそもそと着替えるとすぐ、出来たわよと声がかかる。
「今日は冷製パスタね」
さっぱりとうまそうだ。
オリーブオイル多目にトマトとバジルとなんかの葉っぱ?
「有機ベビーリーフが売ってたのよ」
なるほど。
食べると少し塩は薄いものの冷たさが嬉しい。
そしてアイスコーヒー。
体の中から冷える。
クーラーの設定温度が高めなのはそういうことか。
ごちそうさまをして洗い物をしていると先生が寝巻に着替えている。
片付け終わったのを見て先生が手招きして寝室に入った。
していいんだな?
明日俺も仕事で先生もお稽古なのはネックだが…今日はペニバンを用意してみた。
ちょっと顔が引きつってる。
装着したまま挿入はせずゆったりと抱いているが気になるようだ。
「入れてあげよう」
「やだ…」
「というかたまには入れさせなさい」
真っ赤になって身を縮めている。
「無理強いしないと駄目なのかな?」
あ、うなづいた。
「恥ずかしいから出来ない?」
再度うなづく。
そういうとこ可愛いよなぁ。
「今更恥ずかしがらなくても良いじゃないか」
「でも…」
ひょいと先生の片足を肩に担ぐ。
「やっ、やだ」
あてがいゆっくりと擦り付けると腰が前に出てきた。
体は正直だ。
じっくりと入れていく。
ん、もう入らないな。
「ほら、入った。動かすよ」
蠕動を繰り返すと喘ぎ声が出る。
先生の良いところを狙いつつ逝きそうな所でやめた。
「あっ、なんでっ」
「んー?ふふ、動いて欲しい?」
「やだ、ちが…」
「動いて欲しけりゃ言いなさい、じゃないとこのままだよ?」
体が治まらないよう適度に動いたりして焦らす。
「あぅ、お願い、もう…」
「なにかな?」
「お願いだから、最後までして…あっ」
一挙に追い詰めて昇り詰めさせた。
言葉にならない声が沢山出て、俺の足に先生の足が絡みつく。
ぎゅっとしがみつかれつつ暫く腰を動かすとひときわ強くしがみつかれた。
逝った様だ。
入れていたものをゆったりと動かす。
徐々に脱力してきた。
整いかけた息をまた乱させる。
再度逝かせて抜いた。
外してから寝転がって先生を上に乗せた。
ゆっくり背を撫でて落ち着かせる。
暫くして息も整ってきたようだ。
「お疲れ様。ちょっと寝ますか?」
「うん…」
ふぅ、と息をついて寝る体制に入られた。
俺も疲れて眠くなり、そのまま寝た。
ふと目が覚めると既に外は暗く、8時を過ぎていた。
あー、メシ、なんか食わせて帰さないといかん。
冷蔵庫を漁る。
昼に先生が色々買って来てたのでそれを調理して3品ほどだが用意した。
先生を起こす。
「んー?」
「もう8時過ぎですよ。メシ食って帰らないとあなた明日お稽古あるでしょう?」
「うー…」
上体を引き起こしてもずるずると崩れてしまう。
「ほら、起きて。明日の朝帰るつもりですか?」
「そうするわー家に電話しといて」
苦笑して布団をかけて先にお宅へ電話することにした。
最近眠い眠いといってるからか、すぐにOKが出る。
とりあえずは俺だけ飯を食って残りは冷蔵庫に仕舞った。
明日の朝食うかもしれんし。
ざっとシャワーを浴び、着替えて先生の横にもぐりこんでおやすみなさい。

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