熟睡されてからランプをつけて先生の股を開いて工作。
できるだけ根元から切っていく。白いのを。
「うん…ん…、んん?」
あ、起きた。
「静かに、静かに」
「やだ、もう…何してるのかと思ったわ」
「寝てて良いですよ」
「ばか、寝られない…」
「じゃあ動かないでくださいね」
一本一本探り分けてきっているとほころんできた。
「誘ってるみたいだ」
ひくっと動く。
「久さんが触るからでしょ」
毛を掻き分けるととろりと光る。
ちゅっと吸い取ってやった。
甘い。
髪をつかまれた。
「離しなさい。もう少しだからね」
手が緩む。
「それともこれ、全部そっちゃおうか」
「そ…、そんなのダメ…」
切り終えてから軽く逝かせ、後始末。
添い寝を再開すると俺の乳首を捻り潰す勢いだ。
「何してんですか」
「寝てたのにあんなことして…」
「それもこれも皆あなたが愛しいからですよ」
キスをすると手が離れていった。
「ばかね…」
背中を撫でて寝かしつける。
すぐに寝息に変わった。
うーん、可愛い。
暫く見とれてると眠気が下りてきたので寝た。
翌朝、先生は意外と早くに目が覚めた。
俺の着替えてるのを布団の中から見上げて、まだ眠たげで。
「もうちょっと寝てて良いですよ」
「良いわ、もう起きるから」
大きなあくび。
軽くキスをして先に台所へ出た。
朝は冷える。
まずはご飯を炊いて冷蔵庫を見る。
特に何かってものはないので八重子先生の献立に従っとこう。
普通の和朝食。
作ってるうちに先生が来た。
「何か手伝うものある?」
「あ、じゃ味噌汁頼みます」
「はい」
割烹着をつけると主婦って感じだよなぁ。
暫くして作り終え八重子先生たちを呼びに行く。
朝の冷え込みの所為で皆布団から出たくなかったようだ。
いつもならもう出来てる身支度もまだで。
「律君、お味噌汁冷めちゃうよ」
「あー…はい」
なので朝御飯は少し遅くなった。
食事の後、先生が庭に下りて花を摘んでいる。
秋花を活けて。
似合うなぁ、美人さんと秋の野花。
ゆったりとした日曜を楽しんであっという間に夕方になってしまった。
楽しい時間は過ぎるのが早い。
先生に見送られて帰宅すると寒々しきわが部屋。
独り身はわびしい。
先生と住めたら良いのに。
ストーブをつけ、土曜に散らかしたものを片付けてベッドに転がる。
明日仕事行きたくないなぁ。
と言うわけにもいかないから寝るか。
おやすみなさい。