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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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さてさて朝起きて出勤して。暇だ。
火曜日だねぇ。
さすがに。
早めに切り上げて先生のお宅に向かった。
今日もツバスとアジ、笹カレイを持って台所へ。
八重子先生に渡して水屋へ。
支度して待つと先生が来られてお稽古が始まる。
いつものように手伝い、俺も稽古をつけてもらった。
少し厳しくて何度か叱られる。
それでも終った後のフォローがあって落ち込みは回避できた。
片付け終えて台所に顔を出すと俺の分は牛肉の炒め物。
「不断草があったからね。ほら、綺麗だろ」
「へぇこんなのあるんですね」
人参葉の胡麻和えや大根の炊いたのが出来てておいしそうでついつまみぐいしたくなる。
流石に叱られるからやらないが。
先生方は俺の持ってきた魚をメインにして食卓に出した。
「律ー、ごはんよー」
先生が呼んで律君も食卓についた。
いただきます。
牛肉の炒め物はオイスターソースかな。
不断草はなんだかほうれん草っぽい。
「ほら、もっと野菜食べなさい」
「あ、はい」
人参葉もうまい。大根も。
幸せな気分で食事を終え、後片付けに立つ。
洗い物を終えて戻って思い出した。
「そういえば花月どうでした?」
「難しかったわよー」
色々とお話を聞いて笑ったり叱られたり。
夜が更けてお風呂に各自入り布団へ潜った。
それから軽めに抱いてキスをして。
先生の心地よさげな寝息を聞く。
おやすみなさい。
翌朝やはり先生をおいて朝食を作りいつもの水曜日。
家事を手伝い夕飯を食べてから帰宅した。
さてと、どうせ明日も暇だろうなぁ。
そんなことを思いつつ布団にもぐりこみ、寝た。

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