ふと目が覚めて。
朝か。
先生は懐で寝息を立てている。
今何時だろう。
時計を見れば9時を過ぎていた。
寝過ごしすぎだろ…。
休みだからまあいいか。
しかし、ぬくい…。
ぼんやりとぬくさに浸っていると先生が起きたような気配。
「目が覚めましたか?」
「ええ…」
「腹減ってますか?もう9時半前ですが」
「えぇっ!? やだ、もうそんな時間なの?」
「腹減ってないなら昼までこうしてたらいいじゃないですか、ねえ」
「そんなわけには…」
「いやなんですか?こうしてるの。俺は好きなんですけど」
「そうじゃあなくて…んっ」
胸を優しく揉んで。
「今日一日、ずっとしててもいいくらいですけどね」
「無理よ、勘弁して…」
「酷くしてもいいんじゃなかったんですか?」
「あっ…。ご、ごめんなさい、無理、でした…」
真っ赤になっていて、可愛くてつい強く抱きしめてしまう。
「あの…お手水、行きたいから離して?」
「駄目といったらどうします?」
「そんなの、困るわ…お願い、ねぇ」
がっちり固定して放さない。
「我慢できない?」
「できないわよ、お願いだから」
手を緩めて放してあげた。
先生はほっとした表情で起きて、ベッドから降りようとして、落ちた。
「ちょっと!大丈夫ですか?」
「立てない…」
あ、昨日足痙攣させまくってたからかな。
「とりあえず、お手水、つれてって、お願い!もれちゃう」
慌てて抱きかかえてトイレに連れて行く。
座らせてトイレから出る。
「終わったら呼んでくださいね」
中に入って待っていてもいいが、まだ流石に見られたら出るもんも出ないだろう。
しばらくして流す音。呼ばれて抱えあげてベッドに連れ戻る。
「恥ずかしくって死にそう…」
ああ、もう超絶可愛い!萌える!
「ラブホなんかだと漏らされるのも一興なんですけどね」
くすくす笑ってしまう。
「それだけは嫌よ、この年になって漏らすなんて…」
そういう先生の中にくにゅっと指を入れて。
「ここ、このあたりを擦ってると漏らす人も居るんですよね。
別のものですけどね。量がおしっこみたいな人もいますよ」
先生は今のところ潮を吹かない体質のようで気持ちはよいらしいが出たことはない。
まあ後始末の問題もあるから別に吹かなくていいんだけど。
くにくにと中を楽しんで喘ぎ声を楽しんでいたら先生のお腹が鳴った。
「お腹すいてたみたいですね、なに食べたいですか?」
ってそんなの考えれる状態じゃないようだ。
もう逝きそうらしい。
少し焦らすと腰が動いてエロくて好い。
あ、自分で探り当てちゃったようだ。
がくがくとしてる。
「もっとしましょうか?」
逝った後すぐは辛いと判っていてそんなことを言ってみる。
というか、したいんだよねー。
いやいやをする先生をひっくり返して後ろからしちゃおうか。
再度空腹の音。
凄く恥ずかしげ。
こりゃなんか食わしてからの方が良さそうだ。
ベッドで食うとしたら…パンとスープかなにかかな。
クロワッサン食いたいなあ、うん。
買ってこよう。
「パン買ってきますが何がいいですか?フランスパン以外なら何でもいいですよ」
フランスパンはベッドで食うと後が大変なんだよな。
「何でもいいわ…お腹すいちゃった」
「俺はクロワッサンにしますけど」
「一緒でいいわ」
「んじゃ、これ。電話子機。一応のために持ってて。俺は携帯持って出てますから」
さっと服を着て買いに出る。
すぐ近所にベーカリーあるから昼によく買うんだよね。
クロワッサンを二つと、定番のベーコンエピ、それと甘い甘いハニーパン。
真空包装のスープ。コーンを一つ、枝豆を一つ。
どちらが好みだろうな。
手早く会計を済ませて帰宅する。