八重子先生が孝弘さんが離れへ帰っていったのを確かめてから口を開いた。
「山沢さん、あんた絹を泣かせたんだって?」
「うっ、すいません、申し訳ない。つい」
「お母さん、私が悪いのよ。だから山沢さんを怒らないで。ね?」
「いったい何したってんだい?」
「……山沢さんに手を出そうとして、あの、その…」
ああ、八重子先生頭抱えてる。
「あんたねえ、この子触られるの苦手なのわかってるだろうに。
でもただ触っただけじゃそこまで怒らないだろ? どこまでしたんだい」
「そのー…指をいれちゃったの」
「そりゃ怒っても不思議はないね、あんたはもう…山沢さん、すまないねえ」
「ああ、いえ、もうその辺は解決済みということでお願いします」
「で、どう泣かしたんだい?」
「やだ、お母さん!」
「いやそりゃ流石に言うの勘弁してくださいよ…」
こっちは冷や汗、先生は真っ赤。
「親子なんだからいいじゃないか」
「いやいやいや、親子だからこそいえませんって、無理ですよ」
「言えない様なことしたのかい?」
そんなわくわくした顔で聞かないで欲しい。
「道具使われただけだから!お母さん、もう聞かないで!」
うわなんで先生そこでそれ言う!
「へえ、道具ってどんなのだい?持ってきてないのかい?」
「持ってきてるわけないじゃないですか、もうやめましょうよ、この話題!」
えー、みたいな顔をしてる八重子先生。
「今度持ってきとくれよ。それ」
「あの、これ。鞄に入っちゃってて!」
うわっ何でディルドとストラップレスディルドがここにある!
「来る前にないなあと思ってたのに何で持ってるんですか!それ!」
「…ベッド片付けてるときに鞄に入っちゃったみたいなの」
「へぇ~こんなの入れたんだねえ」
「まじまじと見んで下さいっ!」
「絹、今入れてみるかい?」
「お母さん!」
「八重子先生、駄目ですって!」
「やだねえ、冗談だよ」
「あーもう、やっぱり親子だ、冗談のきつさが一緒ですよ…」
「それでこっちはわかるけど、これはなんだい?」
「あー…それはストラップレスっていって、この小さいほうを男役に入れるんです」
「ふぅん、ちょっと山沢さん、入れて見とくれ」
「あ、それは私も見たいわー」
えっ、いや、駄目だって。
「無理です、無理ですって…」
「あんた、自分に入れて絹に使おうと思ってたんだろ?入れてごらんよ」
「いやいや駄目ですって…」
冷や汗だらり。
「ああ、濡れてないから入らないのかい?」
とりあえず、そう!そうだ。
「絹、山沢さんが濡れるようにしておあげよ」
「ちょっ絹先生、後でどうなるかわかってますよね、駄目ですよ!」
「え~でもどんなのか見たいわ、見せてよ」
胸をまさぐられて乳首を弄ろうとされる。
慌てて、その手を外させ。
「わかった、わかりました。ちょっと待ってください!」
着物の裾をまくり、下帯を外し、八重子先生から道具を奪って差し込む。
「こういう感じです。どうですか?」
「あら、本当に生えてるみたいだねえ。面白いねえ」
八重子先生がディルド部分を触ると中に刺激がくる。耐えるしかないな。