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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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73

風呂に入って、さっと洗い、一緒に湯に浸かる。
「すみません、無茶、しました。嫌だって言ってたのに」
二人とも体は気持ちよくなれても心が傷つくんじゃ意味がない。
返事がいただけない。思わず顔を湯面につけてしまった。
1分ほどして髪を掴んで引き上げられた。
「窒息するわよ?」
少し荒い息をしていると頭を撫でられた。
「それ、私も嫌だけど山沢さんも嫌なのよね? だったら使わなくていいじゃないの…」
「うぅ…、あなたがあれが好いと言うなら、我慢するつもりでした。
 その、なんというか私が一緒に好くなってるのがいいと言うか、と思ったので」
結局二人とも嫌だったわけだが。
「するなら…普通にしてもらうほうがいいわよ」
「そうさせてください」
「でも…山沢さんの気持ち良さそうな顔、初めて見たわ~」
「やめてくださいよ、もう」
げんなりして再度顔を湯につける。
死にたくなるくらい嫌なのにな。
ぷくぷくと空気の泡を立てていたらやっぱり引き上げられた。
「拗ねないの」
キスをされて。
うーん主導権とられっぱなしじゃないか。
「そろそろ上がらないとのぼせるわよ」
風呂から上がって、部屋に連れ込む。
懐に抱いて…ヤる気が起きない、駄目だ。
しばらくして先生が手水に行ってる間に八重子先生が帰ってきた。
着替えて居間に行く。
「お帰りなさい。ということで帰ります。すいません」
「どうしたんだい?」
「頭冷やしたいんで帰ります。お邪魔しました」
「またなにかあったのかい?」
「すみません、聞かんで下さい。失礼します」
逃げるように先生のお宅を出て電車に飛び乗った。
携帯の電源を切ろう…。

ああいう様を見られたこと、からかわれたことに耐え切れず、
吐き気を催し帰ってきてしまった。
寝室でこの状況に嫌気が差すやら腹立たしいやら。
鬱屈。

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72

「取敢えずは、まあ、掃除手伝いましょうか。暇ですし」
「あら手伝ってくれるの?嬉しいわ」
雨気の方が埃が立たんというしな。
八重子先生がお出かけした後、掃除を手伝い、お昼の支度をする。
「お昼食べたらどうしましょうかねえ」
「山沢さんはしたいんでしょ?顔に書いてあるわよ」
「ははは、そりゃまあそうなんですが。していいんですか?」
「だめよ…」
だよなあ。
お昼を食べて、さあどうしようか。
「あ、そうそう。ちょっと部屋まで来てくれないかしら」
「はいはい」
なんだろう。
部屋に行くと座布団をすすめられて座った。
「あのね、これ…鞄に入っちゃってたの」
…うわ、ディルド。
「…使って欲しいんですか?」
「…いやよ」
「いやよいやよも好きのうちっていいましてですね…」
「嫌い!」
「はいはい、わかりましたからそう怖がらないで下さい」
体が逃げてる(笑)
一緒に入っているストラップレスを出す。
普通のディルドの入った包みは遠くに置いて、と。
「で、ですね。これ、なにかわかりますか」
「わからないけど…どうせえっちな道具なんでしょ?」
「ええ。この長い方があなたに入れるものになります。ほら、触ってみて」
「いやよ…」
そういう先生の手に無理に触れさせる。
「やわらかいでしょ、意外と」
「ねえ、どうしても入れたいの?」
「うーん、というかこれだと私が腰を使えるといいますか…。
 ああ、ええとですね、これは…
 この短いほうを私に入れることで、生えてるように扱える代物なんです」
「…よくわからないわ。入れる?どういう状態なの?」
「……ですよね、仕方ない」
裾をからげ下帯を外す。うう、恥ずかしい。
ちょっとまだあまり濡れてないからきついんだが…押し込む。
収まった、かな。抜けないね、よし。
「こういうことです」
「あらぁ……」
「今日は着たまましましょうか」
「え、ちょっとまって。駄目、入れちゃ駄目よ」
「私だって苦手なもん入れたんですから、先生も入れて見せてくださいよ」
「いやっ」
「着たままがいやなら脱いで。持って来たのあなたでしょう」
「やだっ!いやよ、許して、ねえっごめんなさいっ」
「そんなにいやですか?」
「嫌なの、お願い…!」
「泣いても駄目、入れちゃいます。よっと」
滑らかに入った、何だ、俺より濡れてるじゃないか。
ゆっくり腰を使う。
う、気持ちいい。
奥まで入れると恥骨がぶつかり、突起同士が当たる。
こねるようにすると声が出そうになる。
先生も気持ち良さそうで、声が出ている。
「ねえ、どうです、これならいいでしょう?」
「山沢さんも、気持ちいいの?」
「ええ、だから。あなたが私が好いところ見たいって言うから」
ああ、たまらんなあ、つい腰を打ち付けてしまう。
先生も逝きそうだが俺もやばい。
先に逝かせてしまわねば。
声が出ないように堪えて打ち込み、こねるように腰を回す。
やりなれないからぎこちない。
それでも先生をなんとか先に逝かせて。
「あぁ、おれも、もうだめです。ううっ逝、くっ」
逝ってしまって座り込みたくなる。
ゆっくりと先生から抜いた。
「はぁ、はぁ、うぅ…」
先生と座り込んで息を整える。
「あぁ、もう。やる予定なかったんですよ、こんなとこで!」
自分からそれを引き抜くと、どろりと出る感触。ストッパーかよ。
ちょっとげんなりと、無理やりしちまった自己嫌悪と。
「ご、ごめんなさい」
「あなたが謝る筋じゃない。私が悪いんですから」
先生がシュルッと帯締めをはずして脱ぎ始めた。
「お風呂、一緒に入らない?」
「なんですか突然」
「汗、かいちゃったから。それに山沢さん、気持ち悪いかなって」
あー…。入るか。

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71

いつも仕事のときに起きる時間に目が覚めてしまった。
懐の中の先生はよく寝ている。
綺麗だ…。
「うぅん…」
もぞもぞ、と寝返りを打ち背中を私にくっつけた。
布団を整えてあげてもう少し寝ることにする。
ぬくいなぁ…。幸せだ。

5時くらいから流石にもう寝られず、ぼんやり。
いつの間にか寝返りをまた打っていたらしく私の胸に顔をうずめて寝ている。
悪戯心も沸くが寝不足だろうからやめておこうか。
20分ほど経ったろうか、先生が目を覚ました。
「ん、…あらぁ?……?」
「おはようございます、夜中にあなたが布団に入ってきたんですよ?」
「えぇ、そう?覚えてないわぁ」
やっぱり無意識か。そうだと思った。
「入ってきたからにはしていいのかと思ったらすぐ寝ちゃうんですもん。
 今からしちゃいますよ?」
「えっだめ、だめよぅ」
慌てているのも可愛くて。
笑っていたら、意地悪、と言われた。
「ちょっと待っててくださいね」
身支度してくる、というので布団から先に出て羽織物とスリッパを持ってくる。
寝巻きだし素足だしそのままでは寒いはずだ。
自分は仕事だともっと寒いから気にならないが。
布団のぬくもりが名残惜しそうだ。
さて私も支度するか。

朝食の支度をして孝弘さんを呼んで朝御飯を取る。
今日は先生方はウールのお着物。秋ですなー。
冷え込み始めた2,3日は温かいもの着たくなるよね。
しばらくすると慣れてまた木綿を着たりするけど。
今日はお天気はそうよろしくもなく、お出かけはいまひとつの空模様。
さてどうしようか。
食後、孝弘さんが離れに戻り、お茶をいただく。
「今日はどこか行くのかい?」
「うーん、空模様怪しくないですか?降られそうな気がするんですが」
「そうよねえ」
「あたしゃ庭友達のところへ行くから留守番してるかい?」
「そーさせていただきます」
今日は一日ごろごろか。
昨日の安藤さんの稽古がなければ先生をそのまま家に閉じ込めて置けたのかなあ。
と、嫌いな人順位を上げておく。

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70

「あんた連休はどうするんだい?」
「いやー今さっきまで連休だということ自体忘れてましたからどうしましょうか」
「あら、うちにいてくれるんじゃないの?」
「…それでいいならそうしますが」
「いやなの?」
「そういう意味ではなくてですね…八重子先生、笑ってないで」
「用がないなら泊まったら? ただし台所とか居間では駄目だよ?」
「えーと、できるだけ気をつけます、はい」
「それで山沢さんの家ではどうだったんだい?絹」
「もう居る間ずっとしたいって大変だったわ」
ちょ、絹先生そんなこと言わなくてもいいでしょうに…。
「若いねえ」
「ほんとにねえ、昼寝もしないでお仕事ちゃんと行くんだもの」
「一回昼寝はしたじゃないですか」
「でも朝ちゃんと起きて仕事に行ってたじゃないの。私、寝過ごしてばかりだったわよ」
あ、そうだったのか。
「何時くらいまで寝てたんだい?」
「今朝なんて起きたら8時だったのよ、吃驚しちゃったわよ」
「二度寝って絶対寝過ごしますよね。今日は早く寝たらどうですか?」
「うん、もうさっきから眠くて眠くて」
「食後って眠くなりますよねえ。
 私、一人でうちに居るとメシ食ってすぐ寝ちゃうんですよ」
「太るよ、そんなことしたら」
「まあ夜そんなに食わないんで、一人だと」
おや、絹先生、大あくび。
「あんたもう寝といで。疲れたんだろ」
「電車移動って結構疲れますもんね、絹先生、おやすみなさい」
「うん、寝てくる。おやすみなさい」
「おやすみ」
絹先生が居間を出て行く。
「で?絹は何をしたんだい?」
「はい?」
「絹が何かしてあんた怒ったんだろ?」
「あー。ははは、中に指入れられまして。それまでに何回か止めたんですが」
「中…って。ええっ?」
「どうも、その、いつもしてもらってるからというのと。
 ずるい、というのがない交ぜになったようで…」
「あ、あぁわかるけど、絹がねえ…」
「ちょっと私も驚いたの半分でしたが」
「後半分は嫌悪感だろ、あんたの場合は」
「あたりです。鳥肌だったんですよ、本当に」
「それで泣かせたのかい?」
「すみません、腹が立ってしまいまして。以前から嫌だと言ってた事をやりました」
「はぁっ、まあ仕方ないね、あんたの嫌な事をしたんだからね…
 だけどあんた本当に絹にされるのいやなんだねえ…」
「こればっかりは、ちょっと。しないように脅してもみたんですが」
「あの子は脅しても本気に取らないからねえ…」
「そうなんですよね…怖いことをしますよって言ったんですけど効き目なかったです」
「ところで絹は何を嫌がってたんだい?」
「ああ、縄と道具と」
って八重子先生、それ言ったら私が何をしたかわかっちまうじゃないか。
「道具?どんな?」
「すいません、聞かなかったことにしてください」
「まあいいけどね、持ってきちゃいないんだろ? 見せなって言っても」
「流石に持ってきませんよ…」
「さてと。そろそろ風呂入ってくるから。先に寝るなら寝たらいいよ」
「あ、じゃそうさせてもらいます。戸締りしてきますね」
散会、戸締りの確認をして部屋に戻る。
布団を敷いて、寝転がる。一人寝の寒さよ。秋だなあ。

夜半。もぞもぞとした感覚。
先生が布団に入ってきた。
「どうしたんです?」
「寒い」
はいはい、眠いのと寒いので寒い方が勝ったのね。
懐に抱いて先生の冷えた足を絡ませる。
うーん、凄く冷えてるね。
体温を吸い取られてしまうがまぁいいや。
すぐに寝息が聞こえ出した。本当に寒かっただけらしい。
寝よ。

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test7

「ひっ…山沢さん、ごめんなさい、許して…」
「だめです、許しません」
「お願いだから…ねえ、許して…」
「早く膝を突いてその台に伏せなさい」
「いや、お願い…」
「聞かないならもっと酷くしますよ。早くした方が身の為ですけどねえ」
許してもらえないと諦めた先生は泣きながら台に伏せる。
私は手足をその台に固定して逃げられないようにした。
「ふふ、綺麗なお尻ですねえ」
撫でて楽しむ。
正面に回り、鋲付パドルを良く見えるように木箱に打ち付けた。
いい音と共に木箱の一部が割れる。
「い、いや、そんな、怖い…やめて」
背後に戻り普通のパドルでお尻を撫でる。
「いやぁっ」
「怖いですか?罰なんですから仕方ありませんよね」
まずは軽めに一発。
スパン!といい音がしてお尻が赤くなる。
「ひぃっ」
何度か続けて叩く。
ピンクに染まった肌が綺麗だ。
悲鳴を上げつつ泣きながら耐えている姿も美しい。
クリを刺激してあげると泣き声が嬌声に変わる。
刺激しながらまたも叩く。
悲鳴と嬌声、楽しい。
ちょうど叩いたとき、逝ってしまったようだ。
「おや、罰だといってるのに逝ってしまうなんていけませんねえ。
 もう少し強くしましょうね」
中に指を入れて抉り楽しみつつ、少し強く叩く。
叩くごとに中が締まって、感じている声を出してきた。
「叩かれて感じるなんていけない人だ」
「いやっ、そんなんじゃないの、違うわっ」
「こんなに濡らして? もう逝きそうなんじゃないですか?」
強く、弱く、打ち付けつつ。
好く感じるところを刺激して快感をも食らわせる。
「いやっ痛い、もう駄目、ああっ!」
激しく逝ってしまったようだ。可愛いな。
真っ赤に染まったお尻を手でゆっくりと撫でた。
正面に回り乗馬鞭を見せる。
ピシッと先生の背に軽く一度当て痛みを覚えさせる。
「きゃあっ」
ひくひくしている溝をその鞭先で撫でる。
「いやっだめ、そこは勘弁して、お願いよっ!許して、許してください」
「二度としませんか?」
「しない、しないから!」
「そうですねえ、許してあげましょう」
ほっとしたようだ。
「ただし一回だけ打ちますよ」
「いや、助けて!」
ぺち。
体を硬直させて耐えようとしていたのだが、当てた瞬間もらしてしまったようだ。
「あっあぁっ、見ないで、いや…」
怖かったんだよねえ、いや、うん。漏らされるとかまでは考えてなかったけど。
止まったようだ。
腕や足の拘束を外し、抱き上げて風呂に連れて行く。
シャワーを浴びなさい、と言い置いて漏らした物の始末をした。
手を洗ってシャワールームを覗く。
「洗えましたか?」
こくりと頷く。
バスタオルで拭いてやり、寝室に連れ戻る。
「ベッドにうつ伏せになりなさい」
恐々と伏せる先生の尻をなでる。赤く腫れ、熱を持っている。
ぐすぐすと泣いている声が聞こえる。
「もう叩かないで…許して」
「許すといったでしょう」
「きゃっ!」
尻に氷入りの水袋をあてがう。
打撲と同じ扱いでよかったはずだ。
背中は…湿布でいいか。そんなに腫れてもいない。
冷やしている間暇だ。
覆いかぶさり乳首をつねったりして玩ぶ。
酷い弄り方をしているのに逃げ出そうとしない。
ああ、気持ちいい。
「首輪、あなたにつけたいな」
耳元で囁く。

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