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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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416

翌朝出勤して仕事をこなし先生のお宅へ。
今日は抱いていい日。
少し浮き浮きとしてお宅に着いてお稽古の補佐をする。
終わりに近づいた頃、来客があった。
八重子先生がお相手をしている。
俺のお稽古を済ませ先生がお夕飯の続きを。
水屋を一人で片付けた。
終って台所を伺うと来客が泊まられるそうで一緒にお夕飯をとることに。
相変わらずおいしいおかず。
今日は俺が持ってきた鯛とハモ、マグロ、オコゼ、アジをお造りにしてある。
「あら、八重ちゃん良いもの食べてるわねえ」
「この子、魚屋さんだから持ってきてくれるのよ」
「お弟子さん? いいわねえ」
にこっと笑って食事を済ませ先生と洗い物に立つ。
「今日…しないでね」
「いやです」
「お願い」
「うち来て下さい。それならいいでしょ。あちらの家でもいいから」
「どうしても?」
「したいんです。嫌ですか」
「拗ねないで。わかったわよ…お母さんが良いって言ったらよ?」
「了解、ここ終ったら聞いてきます」
食後のコーヒーを入れて先生がお客さんに出しに行った。
台所を片付ける。
よし、綺麗になった。ここまでしたら咎められない…ハズ。
お客さんがトイレに立たれた隙に八重子先生に許可を取った。
酒を一本担いで先生を連れ出す。
部屋に入ってまずは少し飲むことにした。
ぐい飲みで少し酒を楽しむ。
つまみは万願寺の炒め煮。
先生に口移しをねだってしかられたり。
お酒はしてもらえたり。
暫くしたら先生がしなだれかかってきた。
酔ったようだ。
俺を押し倒してキスをしてくる。
「したくなかったんじゃないのかな?」
「うちでは嫌なだけだもの」
「ふぅん。着物、脱がなくて良いのか?」
「どうせ明日洗濯するから…」
珍しい。
そのままであれやこれやとして啼かせてから脱がせた。
やっぱり着たままってのはエロくて良い。
ベッドに連れて行って何度か抱いて。
しょっぱい体のあちこちをなめて楽しんだ後、ぐったりした先生を風呂に入れる。
途中から寝てしまったがさっぱりしてから浴衣を着せて先生の家に連れ帰った。
布団がね、汗でじっとりしてて嫌なんだよね。
静かに勝手口から入って部屋で寝かせた。
明日朝になったら片付けに行かないといけないな。
気持ち良さそうな寝息に引き込まれる。
おやすみなさい。

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415

翌日、気温は更に上昇し帰宅する頃にはシャツは水ではなく汗でぐっしょり。
さっさと洗濯機を回して風呂に入り、先生のお宅へ。
暑いですね、が定型の挨拶になりつつもお稽古を済ませお夕飯。
八重子先生はこの暑い中、ちゃんと煮物を作ってる。
凄く偉い人だと思う。
主婦なら当たり前、と一蹴されたけど。
それから帰宅したが同時に雷雨。
酷い雷と雨。
テレビをつけると一部地域で停電のようだ。
先生にメールをする。
あちらは大丈夫とのこと。
安心して寝た。
出勤すると会社の人は何人か、家の前がすごいことになってた!などと言っている。
そんな話でにぎわいつつ仕事を終える。
家へ帰った汗だくの体をシャワーで流し、クーラーが効いた寝室のベッドに転がり込んだ。
このまま夕方まで寝よう。
夕方どころか暗くなって先生のメールで目が覚めた。
メシ、食わなきゃ。
あれ? またメール?
開いてみる。
なんだろうこれ。
うーん。
今の写真は何か聞いてみた。
暫くメールが返って来ないので着替えてコンビニへ。
途中で鳴った。
どうやら携帯を踏んだそうだ。
写っていたのは足の裏だったようで。
怪我はないか確認をしてコンビニに入る。
冷麺で良いか、暑いし。
帰宅して冷たいものをすすっていると寒くなってきた。
食ってすぐに布団にもぐりこんでおやすみなさい。

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414

朝になって先生の寝顔を眺める。
優しげな顔で気持ち良さそう。
クーラーをつけよう、と言っていたけれど要らないかも知れないな。
とりあえず今のところはそんなに暑くはない。
8月の暑さで考えようか。
と言うか暑いのが8月だけならあちらですれば良いわけで。
眺めているうちに目が覚めたようだ。
あくび。
「いま何時?」
そろそろ起きる時間。
身支度をして台所へ向かう。
やや遅れて先生。
朝ご飯を作り、ご飯を頂いて後はいつものとおり家事。
指示されて動くのは結構楽なんだよね。
お昼ご飯できたわよ、と呼んばれて4人で食べた。
食後、先生が新聞を読んでいると何か催し物を見つけたらしい。
「ねぇ、今度これ行かない?」
「はいはい、なんでしょう。あ、いいですね。覚えてたら行きましょう」
午後からは暑いから草むしりはせず風呂を洗ったり床の拭き掃除をしたり。
俺がいると掃除が捗って助かるらしい。
一通り済んでおやつを頂く。
蝉時雨は今の時間聞こえないようだ。
朝うるさいけど。
「夕立ないかしらねえ。暑いわ」
「ここ、まだ涼しいじゃないですか」
「そう? 暑いわよ」
「職場、朝7時には既に今のここより暑いですよ」
「そんなに?」
「湿度も75%は有りますね、大体」
「熱中症とか大丈夫なの?」
「ハイポトニック系飲料持って行ってますから」
「なぁに、それ」
「アイソトニックが体液と同じ浸透圧、
 ハイポトニックはそれよりも体に水分が入りやすい飲料です。
 アイソだとポカリ、アクエリアス。ハイポはアクエリレモンとかH2Oなんかです」
「んー、CMでしてるOS-1みたいなもの?」
「あれは既に脱水を自覚した時に飲むものですよ。まずいし塩が多目です」
「あら、じゃ高血圧だと飲んじゃいけないわね」
「普段に先生方が飲むならポカリをミネラルウォーターで割ると良いかと思います」
「どうして?」
「ポカリはそのままだと糖分が多い。ただの水で割るとミネラルが少なくなる。
 ハイポは汗かいたな、と思う時にどうぞ。脱水時はOS-1もおいしいですよ」
「詳しいのねぇ」
「OS-1買いにいけなくなるほどならLGS作ってましたね。
 水1リットルに一掴みの砂糖、一つまみの塩を溶かしたもの。
 脱水っぽい時は簡単に作れてその場で飲んで回復できますから良く作ってました」
ただ高齢者は塩分制限とかほかにも色々有るから医者行くほうがいい。
少し日が傾いてきた。
一番暑い時間帯が過ぎたのでお夕飯の買物に出る。
肉のレタス巻をねだった。
仕方ないわねえ、と材料を買って下さり帰宅。
夕食を作って律君の帰りを待つ。
俺の分は肉と胡瓜と人参をレタスで巻くもの。
多分孝弘さんに横取りされるだろう。
少しして帰ってきた。
「おかえり。はい」
冷凍したタオルを渡す。
「うわっつめたっ、気持ち良いなぁ、これ」
あちこち拭ったら洗濯籠へ。
すっきりできるから俺もたまにやる。
お夕飯を皆で食べて、やっぱり孝弘さんにちょっと取られて。
団欒を楽しんで帰宅した。

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413

俺は仕事の用意に起きたが先生はまだよく寝ている。
可愛いなぁ。
布団から出ている腕に昨日の縄痕は…ほとんどない。
これなら昼には大丈夫だろう。
キスを落として出勤した。
仕事中に起きた、帰るメールが入る。
痕は残ってないか、気をつけて帰るようメールを返した。
幸い、お腹に少しだけとのことで良かった。
連休明けはやはり暇な火曜で仕事が終わってゆっくりシャワーを浴びれた。
お稽古に行く。
「いらっしゃい」
「おじゃまします。これ忘れ物」
孝弘さんの甚平。
「ああそうなのよ。電車乗った後気づいたの。助かるわ」
先生は八重子先生にそれを見せている。
「あら良い柄ねえ」
「丁度セールしてたのよ。いいでしょ、これ」
俺は一旦部屋、そのあと水屋の支度を整えた。
いつものようにお稽古。
先生も機嫌がよく、暑いわねぇと言いつつお稽古を見ておられる。
適宜水分を取りつつダレ過ぎない程度に冷房を入れて。
皆さんのお稽古が済んで私の稽古。
円草。
忘れていて叱られた。
きっちり厳しくお稽古していただき、片付けてお夕飯をいただく。
暑いから、と冷しゃぶがメイン。
んー、サラダもおいしい。
たまにはこういうのもいいもんだ。
団欒の後風呂。
二人で入って先生の痕を確認するが、さすがにもう残ってないようだ。
そのかわりお腹には肌襦袢で出来た後がついている。
なぞってるとくすぐったいようで叱られた。
お風呂から出て戸締りをして布団に入る。
今日はゆっくりと撫でて寝かしつけにかかる。
良いの? と問うて来る。
たまには、と答える。
少し嬉しそうで少し残念そうだ。
「して欲しい?」
「どっちでもいいわ、好きにして」
「したいならあなたからしてごらん」
「…今日は良いわ。…恥ずかしいもの」
そっと指を這わすと少し濡れている。
「どうする?」
少し悩んでいるようだ。
「あの…」
「シッ」
人の気配。
廊下をキシキシと歩いて…去った。
「律かしら…」
「多分。今日は止めときましょうか」
「そうね」
先生の股間から手を離して汚れた指をふき取る。
いつになっても恥ずかしそうでそこが可愛い。
抱き締めて背中を撫で、寝かせた。
おやすみなさい。

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412

一緒に寝ていると時折乳を噛まれる。
とはいえ寝ているときは血が出るほど、とまでは行かない。
起きてるときのほうが危険だ。
怒らせたりすると千切れるかと思うほど噛まれるからな。
どこで覚えたんだか。
髪を撫でているうちにまた寝た。
朝になって起きてみれば腹にも噛み痕。
先生も苦笑してる。
「夜中降ったみたいですね」
「そうみたいね、乾かしてる間に降らなくてよかったわ」
空はどんより曇り空。
朝ご飯を食べて昨日の後始末をしたら10時過ぎ。
「どうします?」
「うーん…晴れてるなら良いんだけど」
「お疲れなら別に構いませんよ」
「折角なんだからどこか行っといで」
「じゃ着替えるわ」
では俺も。
結局新宿京王百貨店へ行った。
先生のお目当ては粟田焼。
清水焼に吸収されてしまったかのような、京都の焼物だ。
「あら、いいわねぇ」
「俺はなにやら見慣れた感じが…」
「これ欲しいわ」
「売ってるのかな」
店員と交渉する。展示が終り次第ということで話がついた。
その後先生は孝弘さんの甚平を買ったり八重子先生にとパジャマを買ったり。
呉服売り場へ寄っては見たものの気に合うものはなかったようだ。
先生の帯締めと帯揚げは俺が買って。
ふらりと催事を見る。
訪問着で良いのがあったが50万。
リサイクルでそれはちょっとなぁとは思うけど、もし先生が欲しいなら買っても良いか。
結局夏の帯を買ってあげたあとアクセサリーを見に行く。
着物でも出来そうな華奢なネックレスをつけて貰ってみた。
うん、いいね。
お稽古の時は外せば良い。
主張しない程度のアクセサリーもいいね。
「奥様良いですねー、旦那様に買ってもらえるなんて」
とかショップの人が言ってるが上手に先生は笑ってごまかした。
デパートを出て車に乗り込む。
「奥様、ねぇ。ふふふ…先生、俺の奥さん?」
あ、照れてる。
遅い目のお昼を食べに行って一旦うちへ連れ込んだ。
玄関入ってすぐキスをした。
「だめよ。着替えさせて」
胸を押して離れられてしまったので俺も着替えることにした。
お茶を入れて一服。
先生も浴衣に着替えて俺の横に…座るかと思ったら俺を枕に寝転んだ。
「疲れちゃった」
あ、寝る気か。
浴衣と思ってたけど帯じゃなく伊達締め、寝巻き着てきたな。
「寝るんならベッド行きましょうよ」
「本格的に寝ちゃうじゃない。夜寝られなくなっちゃうわよ」
「大丈夫、寝かさない」
「明日仕事でしょ、駄目よ」
「しょうがないなぁ、じゃ今抱いちゃおうかな」
唇を指でなぞってやるとちろりと舐められたのでそのまま舌をなぶる。
濡れた手を伸ばし胸を弄ると息が漏れる。
「疲れてるのに…」
「ふふ、それでも抵抗しないんだ?」
「ばか」
思い立って膝から下ろし、縄を取ってきた。
「怖がらないで俺に任せてごらん」
「ん…」
苦しくない程度にきちり、きちりと縛ってゆく。
菱に縛り終えて鏡を見せた。
息が荒い。
ゆっくりと縄を外すと拍子抜けしたような顔をする。
「期待した?」
「し、してないわよ」
可愛いなぁ照れちゃって。
すべては外さずそこから胡坐縛り。
「やだ、こんなの…」
「綺麗だよ。ほら、ここもはっきり見える」
涎をたらすそこの下、尻の穴をつついた。
「あっ駄目」
ふふっと笑って縄をほどく。
しないの?という顔でこっちを見てる。
すべてほどいて縄を一旦整えた。
それから引き起こしてベッドに連れて行って普通に抱く。
随分濡れてて期待されていたようだ。
そのまま行った後は二人で寝てしまい、夜は鮨を取って食べ更に寝た。

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