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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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347

月曜は仕事をしたくない。
そんな思いで仕事を何とかこなしたが天気もよくなく何か滅入る。
風が強い。
今日は寝る日にしてしまおうか。
先生と会えないだけでテンションが下がる。
とメールもできないわけで。
あきらめてどさりとベッドに倒れこみ、寝た。
夕方。
メールの音で目が覚める。
先生から夕飯の写真。
おいしそうだ。腹が減った。
何か食べに行くか。
のっそりと起きたところに来客。
「あれ、ハル? どうした?」
「彼氏と別れた。泊めて」
「ついにか。家帰らんの?」
「家まで来そうだから、アイツ」
「はいはい。良いけど俺今からメシ食いに行くよ」
「一緒に行く。おごって」
「テメ、財布は?」
「見ての通りなんも持ってない」
「しょうがねえ奴だな。ちっと待ってろ」
着替えて飯を食いに出る。
蕎麦が食いたいというから蕎麦屋だ。
ざるを頼み酒とざるでやる。
ハルは天そば食っている。人の金で容赦のない奴だな。
食い終わって帰って俺はすぐ寝る用意。
和室に客布団を敷いた。
携帯がなる。先生からだ。
『あ、よかった、まだ起きてたのね。こんばんは。
 あのね、明日羊羹を二棹買ってきて欲しいの。それで…』
「ねー久ービールないのー?」
「ないからコンビニで買って来い! そこに金あるだろ」
「えー若い女一人で行けって言うのー」
「イヤならとっとと寝ろ」
ぶつくさとハルは言いながら出て行ったようだ。
『……山沢さん』
「はい?」
『女の子、家に呼んでるなんて良い度胸ねえ』
あ、やべえ、浮気と間違われてる。
「違いますから」
『あら、若い子が良いなら良いのよ。こんなおばさんより若い子の方が良いわよね』
「若い若くない関係ありませんよ。あなただけです」
『知らない』
あ、電話切れた。
何度かリダイヤルしても駄目。
仕方ないからメール。
ハルが家にいる理由を簡単に書き、羊羹はどうして欲しいのか問う。
一時間ほど返事がなくて、今ではハルがビール片手にテレビを見ている。
返事がないなら明日お稽古早めに行かなきゃなぁ。
「おい、先に寝るから。明日適当な時間になったら帰れよ。俺は昼から用事あるから」
「えー暫く泊めてよ~ねー」
「却下。留守宅に人がいるとか無理」
「ちぇーじゃ鍵どうしたら良いのー?」
「掛けて玄関のオーナメントの中に隠しとけ」
「わかったー」
ベッドに潜り込んで更に30分ほどしたとき、やっと返事が来た。
明日ちゃんと聞くから、と。
羊羹は贈り物用として熨斗つけて一本ずつ、表書きはなくて良いということだ。
了解してほっとして寝た。

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346

朝起きて洗濯物を干す。
土曜はそれなりに売れて忙しい。
急いで帰ってお稽古へ。
水屋を用意したり生徒さんの客をしたり。
俺のお稽古も今日は軽めに。
ご飯の炊けるにおいに集中力を破られた。
それで叱られたけれど。
水屋を片付けてお夕飯をいただく。
やっぱり美味しいなぁ。
律君が部屋にかえって孝弘さんが離れに行った後、八重子先生に愚痴られてしまった。
八重子先生に暫く説教されてしまって今晩は別の部屋、ということに。
うーん、残念。
先生方がお風呂に入られて、今日は先生は自分の部屋へ帰っていかれた。
戸締りや火の元を確かめて寝間にはいる。
布団を敷いて入ったが…この部屋で一人寝とは妙な感じだ。
少し寂しい。
仕方ないかと寝付いたが一時間ほどして。
先生が布団に入ってきた。
「別の部屋じゃないと駄目って仰ってたのに…」
「だって…」
可愛いなぁ、うん。
キスをしたけど眠そう。
「眠い?」
「ん、眠いけどしたいなら…頑張るわよ?」
「可愛いこと言いますね。でも今日は良いよ。眠いなら寝なさい」
「いいの?」
「して明日起きれなかったら二人して八重子先生に怒られそうじゃないですか」
「あら、そうね」
くすくす笑って俺の胸に頬をつけて。
くにくにと俺の乳首を弄ってる。
「ほら、寝ますよ」
「うん」
「おやすみなさい」
「おやすみ」
そういいつつも暫く弄っていて、段々緩慢になってきたと思えばやっと寝息だ。
ふうっと息をついて寝た。
翌朝は久々に三人で台所に立つ。
「あんたら今日予定は?」
「特にはないです」
「なぁに? お母さん」
「呉服屋さん行ってきたら? 山沢さんの夏の着物見立ててやんなさいよ」
「ああ、そろそろ暑いし単衣にしようと思ってたんですよね」
「あらでも今から間に合うかしら」
「来月には着られるんじゃないかねえ」
「少し高くても早めに仕立ててもらえば良いんじゃないでしょうか」
「まぁねぇ」
「じゃ、どこ行こうかしら」
「諸津さん、とかどうかねえ」
「あらいいわね」
「じゃ10時くらいに行きますか」
「そうね」
朝御飯を頂いて、それからどんなものが良いか、と言う相談をする。
絽の5つ紋の黒はいるだろうか?
いやいらないんじゃないか、いざと言うときはおじいちゃんのがあるからなどと。
そういうわけで連れ立って呉服屋さんへ。
いくつか見せてもらい、先生がお稽古や普段着に良さそうなものを選んでくださる。
特急で仕上げていただくようお願いして支払い。
夏か…夏…。
「先生。夏の間あっちに泊まりません?」
「ん?どうしたの?」
「虫苦手なんですよね」
「蚊帳吊るわよ?」
「それでもイヤです」
「仕方ない子ねえ。お母さんに相談してからね?」
「ぜひお願いします」
くすくす笑ってる。
「あなたそんなに苦手なの?」
「凄く苦手です」
「じゃ夏の草むしりできないわねえ」
「それは我慢します」
いいこいいこ、と頭をなでられた。
先生のお宅について八重子先生とお話しする。
八重子先生は苦笑して許可してくれた。
そう毎回は無理かもしれないが先生つきであちらで、と。
お昼ご飯を作って食べて先生にもたれかかられて。
ちょっと暑いかな。
これからもっと暑くなったらどうしよう。
くっつきたくないって言われるかな。
いやあちらの部屋はクーラーつけれるからきっとなんとかなる。
しばらくゆったりとして夕方になった。
「さてそろそろ帰りましょうかね」
「あら? お夕飯食べていかないの?」
「ん、今日は良いです」
「じゃお買い物行くからそこまで一緒に行きましょ」
「はい」
「お母さん、今晩何にしましょ」
「そうだねぇ」
献立を決めている間に身支度を済ませ、何にするか決まった先生と玄関へ。
人目がないのを確認してかすめるようにキスした。
コツン、と額を小突かれてそのまま一緒に。
途中でお別れをして俺は駅へ、先生は買物へ。
さびしい気分になりつつ帰宅する。
いつの日かずっと一緒に暮らせたらいいのになあ。
帰宅後、少し落ち込んで布団の中にもぐった。
すぐに眠気がやってくる。
おやすみなさい。

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345

先生を拭いてベッドの上へ。
されるがままになってる。
「洗濯機、回してくるからちょっと待っててくれるかな」
こくり、とうなづく。
すすぎがおわってたので洗剤を入れて脱水までセットした。
手を洗って先生の横に戻る。
ぐに、と頬をつままれた。
「なんでいやっていってるのにあんなことするの!」
「させたかったから」
「もうっ!今日はもうさせないから!」
「あなた俺に勝てると思ってる? させないって言っても無理でしょ」
そっと乳首をつつく。
その手をぎゅっと握られた。
「わかってるわよ。かなわないの…でも。あんなことはいやよ」
「はいはい、今回だけね今回だけ」
「もうしないって約束して頂戴」
「どうしようかな」
「悩まないでよ」
キスして、しょうがないな、と約束した。
「トイレでだったら良い?」
先生の股間を弄りながらそう聞く。
「ばか、いやよ。だけど…こんなことされるくらいなら…」
譲歩してくれた。
縛って手を使えなくしてトイレに入れて拭くのは俺、とかも良いな。
それを言うといやいや、と言うがよく濡れる。
恥ずかしい系に反応するよねえ。
そんなさまが可愛くて、キスを何度もしてしまう。
体を入れ替えて先生を上に乗せる。
このほうが楽だ。
そのまま二度三度逝かせてぐったりしている先生の背をなでる。
「お疲れ様」
荒い息が徐々に収まってくる。
壊れない程度に抱くのは少しつまらないが、明日お稽古日だからね。
先生が耳元でふぅっ、と息をつく。
「眠くなってきちゃった」
「寝て良いよ。何なら明日の朝帰れば良い」
「夜またするつもりなの?」
「するかも? したくなったら」
「するの、好きね」
「あなたが好きだからあなたのHなところ沢山見たくて」
ちょっと顔を赤らめていて可愛い。
背中をなでてるうちに寝てしまったようだ。
布団をかけて一緒に寝た。
夕方目が覚めたが先生はまだ寝ている。
腹減ったなぁ。
何か買ってこよう、と着替えていると先生も起きてきた。
「買い物行くけど何か食べたいものあります? それとも着替えて食べに行きます?」
「ポークチャップ食べたいわ、お願いね」
「了解、もうちょっと寝てても良いですよ」
炊飯器に米をセットして洗えた浴衣を畳む。それから買物へ。
肉屋でスライスを買って八百屋で玉葱を買う。
付け合せは何にしよう。
ブロッコリーとジャガイモと人参を買った。
帰宅して料理をする。
ブロッコリーなどは切って圧力鍋に入れた。
あとは炒めるだけだ。楽だなぁ。
一人だと多くなるから作らないけど。
炊飯器が蒸し時間に入った頃、先生が起きだしてきた。今度はちゃんと寝巻きを着て。
ぼんやりと食卓の前に座ってる。
ご飯が炊けた。
圧力鍋の蒸気を逃がす音に先生はビクッとした。
可愛い。
お皿に盛ってカウンターに乗せると先生が食卓を片付けだした。
ポークチャップも盛り付ける。
ご飯をお茶碗に。
お箸と取り皿を渡してさてメシだ。
先生が微妙な顔してる。
「ポークチャップじゃないのね…」
「え?」
「ポークチャップはポークソテーのお肉よ?」
「ええっ俺こっちしか知らない…」
「まぁいいわ。今度作ってあげるわよ」
いただきます、と先生が食べ始めた。
「これはこれでおいしいわね」
「よかった」
二人で全部食べて先生はおかわりもした。
「おちついたらおうちまでお送りしましょう」
「ありがと」
台所を片付けて、着替える。
先生も着替えて帰る用意。
「さてと、忘れ物ないわね。じゃ乗せてくれる?」
「はいはい、どうぞ」
後ろに乗せてドライブ開始。
先生はまだ少し寝足りなかったらしく良く寝ている。
気持ち良さそうな寝息はやばい。
運転に集中して先生のお宅へ到着。
「つきましたよ…ってまあ良く寝てるな」
抱え込んでお家へつれてはいる。
「あら山沢さん、あんたまぁ…寝ちゃってるの?」
「ちょっと疲れさせちゃったもので、すいません。布団敷いてくださいますか」
「はいはい、ったく」
先生の部屋に布団が敷かれて、先生を脱がせて布団に入れる。
軽くキスだけして、部屋を出て八重子先生に暇を伝えて帰った。
俺も眠い。
と言うことですぐに寝た。

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344

さて先生とならいつもの喫茶店よりはカフェかな。
よし、あそこにしよう。軽めに食ってケーキを頼めば良い。
先生を連れて行く。
テラス席をお願いしてメニュー。
先生はサンドウィッチ を頼んだ。俺は…カレーだな。
ヘーゼルナッツラテに興味津々の先生が頼んだ。
俺はジンジャーエール。
ホウレン草のチーズケーキと玉子焼きプリンを頼む。
んー、味はまぁまぁか。
ヘーゼルナッツラテが甘すぎたらしい。俺のジンジャーエールと交換だ。
しっかり食べて満腹。
空を見ると怪しい雲行き。
「帰りましょうか」
「そうね」
ゆったりではなく少し早足になってしまった。
帰宅してすぐ、雲の音。
雷が鳴り始めた。
テレビをつけると竜巻注意報?
バラバラと雨音。
おお、凄く降り出した。
「よかったですねえ、セーフセーフ」
「危ないとこだったわね」
ほうっと息をついて先生を和室に連れて行く。
「なぁに?」
「さっ脱ぎましょうね」
顔が引きつってる。
早速過ぎたか?
「あの、もうちょっとお腹こなれてからじゃ駄目?」
「食いすぎた?」
「じゃなくても食べてすぐはちょっと辛いわよ。あなたの上に吐いても良いの?」
「…それはそれで良いかも」
「私はいやよ」
「そんじゃま、浴衣にでもどうぞ」
着替えさせて居間に連れてく。
膝の上に乗せて抱きこんで暫く…。
トイレに行きたいそうで離してと言われた。
大か小か聞くと小らしい。
ふむ…。
離さずに暫くいると自力で脱出しようとしている。
あ、ちょっと怒ってる。焦りだした。
「ちょっと、ねぇっ、離して頂戴よ」
「だーめ」
下腹部を軽く押さえたり揉んだりするとうめいてる。
「出しちゃいなよ」
ぎょっとした顔。
「そ、そんなのできないわよ」
「ほらほら、したいんでしょう? ほら」
くいっと膀胱の上あたりを押し込む。
「や、やだやめて、ねぇっ」
しっかりとマッサージするかのように押したりつついたり。
「だめ、ねえ離して…」
ふふん。ぐにぐにと中からも刺激を。
「ぃやっ、あ、う…」
ちょろっと出たっぽいな。更に刺激する。
「あっあぁっ…」
じわっと膝が温かくなってきた。
「ほら力を抜いて」
「酷い…こんなの…」
どうも止まらないらしい。
出終ったころには俺も先生もぼとぼとで、先生は泣いている。
そのままキス。
「よくできました。風呂入って良ですよ」
抱えあげて風呂へ連れて行き、汚れた浴衣を洗濯機に放り込む。
すすぎ1回してから洗濯だ。
先生がシャワー使っている間に床の始末。
少し水溜りと、風呂場まで転々と滴っているのと。
始末を終え、風呂場に入る。
呆然とシャワーを浴びている先生の身体を洗い、俺の足も洗って出た。

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343

起床時刻。
良く寝ている先生を胸の上から枕に下ろして布団から出る。
出勤の支度を整えた。
行く前に寝顔を見てから家を出た。
さて、今日は帰ったら色々したいことがある。
そのためにも仕事をきっちりしなければ。
頑張って働いて、帰る時間に。お昼は先生と取ろう。
機嫌よく帰宅する。
「ただいま」
「お帰りなさい。まだご飯作ってないのよ」
「じゃ着替えて飯食いに行きましょうか」
「あら、なにか作るわよ」
「俺はどちらでも良いんですがどうしましょうね。軽く食ってからあなたを抱くか」
先生は一気に顔を赤くしている。
洗面所でとりあえず部屋着に着替えて先生の横に座った。
そっと抱き寄せる。
「どうします?」
「あ…」
早速ながら身八つ口から手を差し込んで乳首を弄る。
「もう脱がしちゃって良いかな、良いよね」
「ぅ…駄目よ、ご飯…」
「飯よりあなたを食べたいな」
それでも抗ってる。
「縛っちゃおうかな」
ぴた、と抵抗が止んだ。
「相変わらず縛られるのはいやですか」
「縛られるくらいなら今するほうが良いわ…」
「それは残念。たまには縛りたいな」
「明日お稽古なのに…痕残ってて生徒さんに見えたらどうするのよ」
「適当に理由をつければ…」
「いやよ」
「いやって言われるとやりたくなるんですがね」
ごそごそと着物の裾を割り襦袢の裾を割って手を進入させる。
「手首と足首につかなきゃ良いのかな…だったら。タオル越しにしましょうか」
「ぁ…ぅ、やだ、いや」
股間に指がたどり着いた。
たっぷりと濡れていて言葉で弄るとひくひくとしている。
「動けなくして明日の朝までたっぷりと」
ひゅっと息を吸い込んだ音。
「怖い?」
うなづく。ちょっと涙目で可愛い。
ま、とりあえず軽く一回したら飯食いに行くなり何なりしないといかんけど。
陽光が気持ち良いな。
外に食いに行くべきだ。
そんなことも思いつつ弄ってたら腹がなった。
呼応するかのように先生の腹も。
なんとなく笑えてきて、先生も笑ってしまってる。
「やだもう、恥ずかしいわ」
「あはは、飯食いに行きましょうか。ああでも軽く逝ってからのほうが良いよね」
「ひ、あぁっ」
突起をすりつぶすようにして一気に逝かしてやった。
がくがくっとして俺にぐったりともたれる。
んー、可愛い。
少し落ち着かせて、さぁ昼食いに行こう? どこかテラスのある喫茶店で。
そういうと着なおしてくる、と和室へ行った。
俺も流石に部屋着のままとは行かないから手を洗って着替える。

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