お稽古の後、夕飯をいただいてお風呂をよばれる。
「山沢さん、ちょっといいですか」
律君に呼ばれた、なんだろう。
パソコン?
「学校で使うことになったけど何を買ったらいいかわからないんですよね」
と、必要スペックが書かれた紙を見せてもらう。
「なんだ、これならうちに有るやつとりあえず貸すよ?
使ってみて不具合があってから買いに行けばいい」
「いや、僕、機械壊しやすいんで…」
「ならなおさら新しいのを買うなんて勿体無い」
「壊しても弁償できないですよ」
「壊れてもいいよ」
先生がお風呂から出てきた、色っぽいなぁ。
「あら、どうしたの?珍しいわね、二人で話してるの」
「律君が学校でパソコン必要なんだそうですよ。で、私の使ってないのどうかと」
「あら、いいの?」
「使ってないやつで壊れてもいいのがあります。
使いにくければ新しいの買ったらいいんじゃないかと今言ってたんですよ」
「パソコンって高いんじゃないの?よくわからないけど」
「今4万とかそんなもんですよ?」
「昔おじいちゃんが40万のカタログ持ってなかったっけ?」
「高いから買わないって言ってたわ。今そんなに安いの?」
「ええと、広告。土曜日あたりの広告に電気屋の入るでしょう?あれ見てください」
「今ってそんなに安いのねえ」
「そりゃあね、いいものは25万とかしますけど。
この紙に有る程度なら4万のやつ位でいけなくもないって所です」
「25万?何がどう違うんだろう…」
「うーん、たとえば絵をかくソフトや最近のゲームをするには結構パワーが必要で」
「あんたゲームしないでしょ?」
「うん、しないね」
「となれば別にいらないと思いますね。とりあえず使って慣れて壊すのがコツです」
「壊すのまでセットなんだ?」
「大体一度は壊すもの、私は5台ほど使い潰してるよ。だから壊れて元々」
「なるほど」
「いついるのかな。土曜日に持ってこようか?」
「あ、お願いします」
その後寝間に入ると先生からキスしてもらった。
「いいの?パソコン」
「あ、エロサイトの設定どうします? 見られない様にしちゃった方がいい?」
「律もいい年だから…そういうのと現実が一緒になることはないでしょうけど…」
「そうだな…無修正とドギツイところだけ見えなくしますか」
「無修正?」
「AVとかそういうサイトなんかはモザイクかかってるでしょ?」
「そうなの?」
「あー…見たことがない?」
「山沢さんが見せてくれたのとかかかってなかったわよ?」
「かかってないのが無修正。国内法によりかけねばならないんですよ、モザイク」
「ま、とりあえずは見れないようにしておきましょう」
「そうね」
「さて、俺の見たいの見せてもらいましょうかね」
と先生の裾を捲り上げて股間を舐める。
ん?
指を入れて出して見た。
「先生、生理今来たみたいですよ? どうします?」
「ええっやだ、汚れてない? どうしますってどう?」
「いや、このまま抱いていいのかどうか」
「あれの最中は汚れるからいやよ…」
「んじゃ、当ててきてください。手、洗ってきます」
先生がパタパタと部屋に帰っていって、俺は手を洗いに立つ。
戻ってしばらくすると先生も戻ってきた。
布団に一緒に入り、抱きしめる。
「私、こうされてるのも好きだけど…あなたは物足りないんでしょうね」
「まぁね、抱きたいのはありますが。こうしてるのも好きですよ」
頭を撫でてキスして寝かしつけた。