「ね、山沢さんの使ってる化粧水、あれなぁに?」
「ああ。ここで売ってたんですけどね、あなたに合うかわからなかったから。
コンビニのやつなら前使ったやつ有りましたでしょう?」
「お酒の化粧水ってどうなのかしら。味とかするのかしらね」
「さすがにしないでしょうよ」
そっと翳りに手をやるとすでにとろけるようになっていた。
「期待、してたんですか?」
「そうよ…いけない?」
深くキスをして。
「俺も期待してましたから」
リングのついた乳首を玩び、少しきつめに締める。
「ラブホじゃないんで大きい声出しちゃいけませんよ?」
濡れている所に指をすりつけて少し勃ってきた突起を刺激する。
ぎゅっと私の腕に爪を立てて、喘いで、可愛い。
「ねぇ、キスして、声、無理…」
口をふさぐようにキスをし、むさぼる。
痛ってェ、舌噛まれた。逝ったのか。
「ご、ごめんなさい、噛んじゃった…」
「うぅ…」
結構痛い。
腕を先生の口に押し当てて、激しく突起をこねる。
がっちり腕に歯が入る。
背中を引っかかれる。
強く噛まれること5回、手を休めると先生もちょっと涙目だ。
「酷いわ、わざとじゃないのに」
「わざとだったらもっと酷いことしますよ」
噛むんなら腕か胸かその辺にしてくれ。舌は駄目だ。
「落ち着きました?じゃ、中入れますね」
んっ、という声。
思わず出る声ってのは良いね。
中を堪能してゆっくりとなぶる。
耳元での荒い息、我慢して漏れる声。ぞくぞくする。
たかが4日しか離れてないのにこんなにも飢えていた。
一週間我慢してたら先生の家では出来なかったな、八重子先生に怒られる。
「好きです、愛してる…」
「んんっ、私、もよ…」
「嬉しいです。あなたのえっちな顔、もっと見たいな」
「やっ…それはだめ…」
「恥ずかしい?」
顔を赤らめて可愛い。
「そんなこと…」
「ほんとに、ほんとに好きですよ、あなただけです」
「本当?」
「ええ、ええ、疑わないで下さい」
「信じさせて頂戴…」
「いくらでも。腕一本でも足一本でも差し上げますよ」
「馬鹿ね、そんなことしたら困るでしょ」
「それくらいあなたを愛してて、信じて欲しいと思ってるんです」
「私、山沢さんの冷静さが嫌いだわ…」
「熱くなったりしてるでしょう?よく怒ったり拗ねたりしてるでしょうに」
「そうだけど…私ばっかり気にしてる気がするのよ」
ああ、確かにあまり先生が浮気してるんじゃないかという心配はしてないかも。
「茶会。男の方は呼ばないで欲しいな、とか思ったりしますよ。私だって。
特に岡崎さん呼んだでしょう。あの方気があるんですよ、あなたに。」
「そうなの?」
「あの方、女性から人気ですからね、あなたを取られるんじゃないかと。
私だってひやひやしてるんですよね。実のところ言いますが」
「あら…気がつかなかったわ」
「だからって気にしちゃ駄目ですよ。気が行くのは駄目です。許しませんよ」
くすくす笑ってる。
「山沢さんも嫉妬するのね、可愛いわ」
「俺は結構嫉妬深いんですよ。というか、からかうなら強くしますよ?」
「ん、だめ」
気持ち良さそうだ。艶だなぁ。