ご飯の支度が整い、食卓を片付けておかずを出す。
あら煮とお造りと白菜とかぶの炊いたんとほうれん草のおひたしだ
…俺だけだと多分お造りだけで食ってたな。
ご飯をよそってお茶を出して。
さあメシだ。
うまいなー幸せだなあ。
そしてちょっとだけ塩が濃くなってるのは…先生も疲れたと見える。
汗結構かいてたもんなあ。
お造りに醤油のほかに塩を渡す。
「お塩でもおいしいのねえ」
「でしょう? まあ食卓塩じゃないというのもありますが」
一応お造りに合う様選んでいる。
白菜のおかずがうまい。幸せ。
あら煮もうまい。おひたしはなるほど関東だ。
これはこれでうまい。
綺麗に食い尽くしてしまった。
「足りなかったらまだあるわよ?」
「いや満腹です。うまかったです。幸せですよ」
にっこり微笑んでくれたのをみて嬉しくなりつつ、私は洗い物を引き受ける。
先生が何か悪戯を思いついたようだ。
後ろに立つや、私の背中に抱きついた。
振り払えんし困ったな。
と思ってたら先生が私の乳を揉み出した。
「これ。いけませんよ」
まあこれくらいなら我慢してやってもいいか。
そのうち浴衣の中に手が入ってきた。
「やめなさい」
と言ってるのに乳首を摘んだりする。くすぐったい。
先生の手が裾を割って入ってきた。
「なにするつもりですかね、あなたは」
ふふっと後ろで笑う気配。
下帯をまさぐる指の感触。
「さっき怖がってた人がそういうことしますか?」
指が下帯の中に入ってきた。
水音は洗い物の音でまぎれてわからないが、自分にはわかる。
襞の中を探られる。
「やめなさいといってるでしょう?怖いこと、しますよ?」
指が、入ってきた。
いかん、キレそうだ。
「いい加減にしなさい」
そういってるのに中を探ろうと指を動かしてきた。
もう駄目だ、洗い物をやめて先生の腕をひねり上げる。
「きゃっ」
そのまま壁に押し付けて身動きが取れないようにする。
「やめなさい、といいませんでしたか? 罰を受けたいようですね。
お望みどおり道具、使って差し上げますよ」
「ひ、いやよ…」
「まずは縛って差し上げます。それから使ってあげましょうね」
「た、助け…て…」
「誰に助けを求めているんです?」
「あんな、あんな大きいの無理よ、入らないからやめてっ」
……大きい?
ああ、そういえば道具部屋に放置してある奴、ネタで買った極太君か。
面白いから怖がらせておこう。
「あなた子供生んだことあるんですから大丈夫ですよ。入りますよ」
いやあれは生んだ直後くらいしか無理だろ。
そう思いつつ言ってると先生が本気で怖がっていて楽しい。
引きずって和室に連れ込みその辺にある腰紐で腕をまずは縛る。
これは捕縄の遣り方でいくら暴れていても即座に固定できる。
手を固定してしまえば蹴られる心配さえなければ後の縄はかけ放題だ。
さてどう縄をかけてくれようか。
菱か、いや普通に胸縄だけで十分か。
そう思い、道具部屋から縄を取って来た。
「やめて…お願い」
部屋の隅に逃げてそういっているが、やめてで済むならば、ねえ。
きっちりと縄を締め付けて行く。
まあ実際のところ胸縄って大して暴れるのを防ぐ目的としては意味は無いよなあ。
心を折るためには凄く有効だが。
ああ、そうだ。
縛ったところを鏡で見せようといってたんだったな。
縄を掴んで姿見の前に連れて行く。
「よく見てなさい、ね」
座らせて、裾を少しずつ乱していくと首をそむけようとする。
「ちゃんと見ないとお尻の方にアレを入れますよ?」
「勘弁して!それだけは」
そろりと太腿をなぶり、少しずつ翳りに指を近づけると荒い息で。
「まだ触ってもいないのに。もうそんな息を荒くしているんですか?」
首を振っていやいやをする先生の中に指を入れる。
たっぷりと濡れて、やはり視覚効果抜群なのを確認する。
いい感じだ。
中の方は…うん、さっき十分ほぐしたしいけるだろう。
再度道具部屋からディルドをまずは2本取って来た。
痛いと二度と使う気にならんだろうから、細身で小さいSも出してきた。
まずは道具に慣れてもらうのが主眼だったりする。
懐に入れてしばらく体温に近くしておこう。