夕方着替えさせ、車に乗せて先生のお宅へ。
後部座席でうとうとしているようだ。
少しゆっくり目に走らせ、お宅へ到着。
先生を起こした。
大あくび二つ。
「あら、お帰り。山沢さんとこ寄ってきたの?」
「ついでにと思って」
「こんにちは。今日も泊まって良いですか?」
「いいけどご飯の支度してないからなんか買ってらっしゃい」
「俺の分だけですか、それとも」
「あんたの分だけで良いよ」
「んじゃ先生、俺ちょっと買物してきます」
「んー、あ、プリン買ってきて頂戴」
「ラジャ」
と敬礼して見せたら笑ってる。
ショルダーループのついたシャツ着ていたからそんなことをしてみたくなった。
ちょっと肉屋によってヒレとイチボとランプを100gずつ。
付け合せにブロッコリーとアスパラを、コンビニでプリンを買って戻った。
台所へ行って焼いてると八重子先生が呆れ顔。
「良くそんなに食べようと思うねぇ」
「いります?}
「いや、いいよ」
ブロッコリーも湯がいてアスパラと炒め、皿に乗せて出した。
「じゃそろそろいただこうかねぇ」
先生が食卓に肘をついて居眠りしてた。
「起きて、ほら、ご飯食べましょうよ」
「あ、うん」
「律君と孝弘さん呼んできますね」
ぱたぱたと部屋へ行って呼ぶ。
「夕飯できたよ、律君」
「あれ? 今日お稽古…」
「なかったよ」
そのまま離れへ行って孝弘さんを回収して食卓についた。
炊き立てのご飯とお味噌汁がうまそうだ。
俺の味噌汁のみ麩。
と言うことは何か俺の嫌いな具らしい。
食べてると先生がおひたしを沢山小鉢に入れて俺にくれた。
「またお肉ばっかり食べようとして。駄目よ」
へへ、と笑っておひたしや他のおかずもいただいた。
満腹満腹。
後片付けを引き受けて台所へ。
先生が朝の講習会の話を八重子先生にしている。
花月をやったらしい。且座。
うーん、難しいよなー、アレ。
コーヒーを入れて戻るとプリン持ってきて、と言われた。
はいはい、と5つ持って戻る。
「お好きなのどうぞ」
甘いものは別腹らしい。
「んー、おいしー」
極とか書いてあるやつにしたようだ。
「あ、そうだ。明日展示会あったわよね。おばあちゃんどうする?」
「そうだね、たまには行ってみようか、三人で」
しばしの団欒。
順繰りに風呂に入る。
んー、気持ち良いなー。
先生の二の腕とかお腹を洗いつつ揉む。
どうも先生は恥ずかしいようだけど。
ピンッと人差し指で先生の乳首をはじいた。
「ひっ、何、もうっ」
ぺしっと額を叩かれた。
顔に泡がついたの見て先生が笑ってる。
「ほら。足洗うからどいて」
「洗ってあげる」
前に座り込んで足の指いっぺん一本丁寧に洗ってると先生も気持ち良さそうだ。
「流しますよ」
「あ、はい」
ざばり、ざばりと泡を丁寧に落としてあげた。
最後に股間を濯ぐ。
少しぬめってたからね。
「ん…だめ」
「したくなった?」
「ばか、こんなところで」
体を丁寧に拭き上げてやって浴衣を着せた。
少し恥ずかしげにしているのが可愛い。
俺もざっくり拭いて羽織った。
「胸、見えてるじゃない」
「暑いし良いじゃないですか、八重子先生しかいないし」
「しょうがないわねぇ」
居間に入ってくつろぐ。
随分と夜は涼しくなってきて暫くして緩めた衿を整えた。
先生にも引っ張りを着せて秋の夜の長話。
「じゃそろそろ」
八重子先生が声を掛けて戸締りや火の元を確かめ部屋に入った。
寝るための身じまいを先生がしている。
後ろから覆いかぶさると凭れてきた。
「どうしたの?」
「お尻。お昼の叩いた痕まだついてたよ」
「やだ…もう。痛かったのよ?」
「痛くしたんだよ。もっとしたかったけどね。あんまり痕が残ったら困るだろ」
「痛いの、やだわ」
「でも濡れてた」
耳まで赤くしている。
「痛くてそうなったんじゃないわよ…」
「そう?」
きゅっと乳首を捻る。
「あぅ…痛い…」
暫く乳首を弄り回し、荒い息を楽しむ。
「そろそろぶち込まれたくなったんじゃないか?」
「あ、いや、だめ…恥ずかしい…」
「足ィ開けよ」
おそるおそると膝が緩み、俺は手をもぐりこませた。
たっぷり濡れてる。
相変わらず胸だけでこんなになるんだよな。
突起に指を掛けると声を出しそうになったらしい。
「お願い、声、出ちゃう…ねぇ、ぁっ…」
俺の腕に爪を立ててあえかに喘ぐ、その色っぽさに俺は益々昂ぶる。
快感を嫌いつつもねだるようになったその体を静かに、けれど激しく求めた。
先生が疲れきって寝た頃、俺は煙草を吸いたくなり庭へ出た。
ガラム。流石にこの煙草は屋内で吸う気にならない。
パチパチ、と音をさせながら甘い香りと味を楽しみ口を漱いでから戻った。
「ん…誰?」
「起こしましたか、すいません」
「あぁ…匂いが違うから誰かと思ったわ…丁子?」
「はい。甘いでしょう?」
「うん」
そのまま寝息に変わったようだ。
かわいいなぁと思いつつ俺も寝た。