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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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205

「わかったわ…」
「だったら手を離しておとなしく俺に抱かれてくださいよ。ね?」
こんなになってるて癖に、とか言ってそこを触って離そうとしない。
先生の携帯が鳴る。
「電話、出て」
「いや」
止んだ。うちの電話が鳴る。
先生の腕を外して電話に出た。八重子先生だ。
絹にかわって、と言うのでかわる。
途中から不機嫌そうな顔が嬉しそうな顔に変わった。
どうしたのだろう。
電話を持ったままくるっと振り向いた。
「ね、今から帰ってもいいかしら。昔のお友達が来てくれたみたいなの」
「ああ、はい。お送りしましょう」
電話に戻って今から帰るから、お友達を泊めるように言っている。
俺は服を着なおして、先生の着替えの用意を整えた。
終ったようなので着付けを手伝い、車に乗せて先生のお宅へ連れ帰った。
車から降ろして直ぐ帰ろうとすると引き止められたが、先生のお友達に会ってもね。
そんなわけで帰宅して、就寝。
翌日仕事して、昼寝して飯食ってまた寝て、火曜日。
仕事から帰宅して風呂、着替えて先生のお宅へ。
久々のお稽古だ。
初釜にこられなかった方もいらっしゃるので新春らしく茶会風味に。
これが木曜と土曜日にもあるんだな。
今日はそういうわけでいつもより早く終ってゆっくりと夕飯の支度まで暇が有る。
「この間は送ってくれて助かったわ。今朝までいたのよ」
「ああ、お友達でしたっけ」
「そうなの、あなたの話をしたわよ、吃驚してた」
「え?どこまで話したんですか…」
「どこって、その…させてくれないところまで」
「それはかなり驚くかと…と言うかなんでそんなところまで話したんですか」
「だってこんなこと他の人に相談できないもの」
「ん?八重子先生には」
「言えるわけないじゃないの」
「そういうもんですか」
「でね、相談したんだけど」
「ええ」
「今日、うちでする時に無理やり襲っちゃいなさいって言われたんだけど。どう?」
「むりや…ええと。それくらいなら今からホテル、行きましょう。
 うちまで行ってここに戻るには時間がかかりすぎますから」
さすがに八重子先生乱入してきそうで怖いよ、この家でされるのは。
さっと立って八重子先生を探して、夜までには戻ると告げて先生を引っ張り出した。
「ちょっと、ちょっとまって頂戴よ、ホテルって、ちょっと」
車に乗せて、近場のファッションホテルへ突入、先生の手を引っ張って部屋に入った。
うーん、こういうところ入るの久しぶりすぎて。
てかカラオケが有るんだな、今の。
とりあえず脱ぐか。

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204

少し悩んで、先生のお家に電話をした。
「起こそうとしたんですが熟睡されてしまいました。すいません。
 明日朝か昼にと思うのですが」
「いいけどね、明日はお稽古ないから。あんたも疲れないように。明日仕事だろ?」
などと会話をして了解を取り付けた。
そろそろ晩御飯の支度をしなければならんな。何食べよう。
回鍋肉食いたいぞ。
と言うことは買い物は豚肉にキャベツ、ピーマン、長ネギくらいか。
豆板醤は、よし、まだある。
一応のため書置きを作って買物に出た。
野菜を籠に入れていると電話。先生からだ。
大根の半分のやつを買って来い?なにするんだろう。
買物を終えて戻り、何を作る気かと聞けば大根の味噌汁。
俺が好きなの思い出したらしい。
野菜を洗って支度していると大根の使わない部分を塩漬けしている。
ちょっとでも野菜を食べろと(笑)
ざっと作って、夕飯をいただいた。
「で、どうします? 今から帰りますか?」
「あら、お母さんに電話してくれたんでしょ?」
「しましたけどね、帰るのなら送ろうかと」
「帰らせたいの?」
「いいえ、可能ならこのままずっとあなたと二人で居たいですよ」
「あら…」
頬を染めて可愛らしい。
「さっきね、あなた起きないから。抱いたら起きるかなとか考えちゃいましたよ」
「やだ、もう…まだしたいの?」
「あなたがよろしければ」
「……あれ、使ってもいいわよ。だから触っても怒らないで」
「使いません」
「さわらせてくれたっていいじゃない…」
眉根に皺を寄せて拗ねられてしまった。
「そんな顔しないで。痕がついたらどうするんですか」
撫でたら胸を掴まれた。
…どうしてもしたいのか。参ったな。
「今日どうしても、ですか?俺、明日朝早いんですが…」
って言ってるのにずっと俺の乳を触って揉んでいる。
手が下りてきて敏感なところを掠めるようにつつかれた。
平常心平常心…。
かり、と爪を立てられたところで叱った。
「先生、重ねて言いますが俺、朝が早いんですよ? と言うか夜中ですよ?
 やるなら今度、来週の土曜日とかにしていただけませんかね」
「だめなの?」
「だめです。逝くの疲れるんですからね、今からじゃ絶対寝過ごします」

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203

部屋で先生はテレビを見ながら俺の膝に座っている。
俺の部屋だとこういうこともしてくれるから嬉しい。
あくび、眠くなったらしい。
お昼寝の時間(笑)
「ベッドにいきますか?」
と問えばこのままで、という。
布団に入ったら熟睡してしまって夜になりそうだとか。
疲れてるんだねぇ。
座布団を枕にして添い寝する。
直ぐに寝息。
いいね。
なんでこう、無防備に寝れるんだろう、とは思うけど。
先生の匂い、温かさ、寝息。
心が落ち着くときもあり、騒ぐことも有り。
暫くそのままでいると眠気が降りてきた。
うつらうつらと一緒に寝てしまう。
ふと気づけば早や夕方で、先生はしっかり寝てしまっている。
そろそろ帰さないといけないな。
でも。
帰したくない。
いや我慢だ我慢、どうせ明後日にはまた会えるんだぞ。
でも。
先生のお宅では大胆なことは出来ない。
しかしそれのために八重子先生に電話するのはきっと先生も恥ずかしいだろう。
諦めを付けて先生を揺り起こす。
が、起きてくれない。
困ったな…もう少し様子を見るか?
とりあえずベッドに連れて行って布団をかぶせておこう。
帯だけ解いて…いや長着も脱がせておくか。
襦袢姿にして抱き上げベッドに寝かせる。
布団をかけて着物を片付けた。
暇だから今のうちにシャワー浴びよう。
頭を洗って、体を洗う。
ふと鏡を見ると胸に噛まれた痕。
いつの間に噛まれてたんだ。
背中がしみるのは引っかかれたようだ。
濯いですっきりして風呂から出る。
タオルで頭をガシガシ拭きつつ先生がまだ寝ているか確かめる。
うーん、よく寝ているな。
寝返りを打ったようで、襦袢の合わせが緩んで…胸が見えている。
うん、いかん、いかんな。
したくなる。
とりあえずキスだけでも、と唇を重ねる。
しっとりとしてやわらかくて。
それから起こしにかかった。
ゆすっても起きなくて、どうしたらいいんだろう。
いっそ、抱いてしまえば起きるだろうか。

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202

キスして柔らかい素肌を撫でる。
気持ちいいなぁ。
先生も触れたいようであちらこちら指が這い、くすぐったい。
くに、と乳首を摘むと、あっと声が出てだめと言おうとする口にキスして塞ぐ。
暫く揉みこむと感じているのがよくわかる。
「しないっていったのに…」
「したくなりました。いいでしょう?」
言いつつ股間をなでる。
「良いも何も、する気の癖に」
ふふっと笑って弄ると気持ち良さそうな顔をする。
中を弄りつつ突起をしごき乳首を舐めるとすぐ逝ってしまう。
逝った後は敏感で、おへそを舐めるだけでも中が締まる。
あまり沢山逝かせると却って俺を触りにくるのはどうしたものか。
俺の股間に滑り込んだ手を取り上げては布団に押し付ける。
時折、敏感な部分に触れられて声が出そうになる。
「ねぇ先生?実はお仕置きされたいの?」
嫌がるくせに、なんで触ろうとするかなぁ…。
「されたくないなら触っていいのは胸まで」
って言ったら舐められた。
「なんで舐めるんですか…」
だめ?って可愛らしく聞いてきた。
「そんなことできるくらいの余力、有るならアレ入れましょう」
膝立ちになってペニバンを取りセットする。
「まって、待って、しないから勘弁して、ね、お願い」
「そんなに慌てるくらいならそういうことしないで欲しいな」
しょんぼりしてる。
何か可哀想になって撫でた。
「こんなもの、見えるところにおいてるから突っ込みたくもなるんですよ。
 納戸に戻してくるから待ってなさい」
納戸にとりあえず放り込んでから戻ると、落ち着かなさげに座り込んでいる。
先生の右足を取って足首から上へと舐めた。
膝の裏なんかもくすぐったいようだ。
「ここ、キスマークつけますよ。着物着たら見えないし」
そういって左膝の裏につける。
あとは…そうだな、太腿の付け根。
ここは股を開かない限り見えないはずだ。
キスをすると直ぐ横に滑らせて舐める。
突起に少し歯を当てると、やめて、という。
「痛い?」
「痛くはないけど…怖いわ」
「…噛み切ったりはしませんよ?」
敏感だから特に怖いのかもなぁ…。
そっと舌先で突くといい声が聞こえて、なんとなく満足する。
指を入り口に押し当てると吸い込まれる。
中は温かくて、子供を産んでいるのに緩くない。
入れたまま半身を起こしてキスした。
中が勝手にうねっていて、体は正直だと思う。
暫くそのままにしていると先生は動かして欲しそうにする。
指は動かさないまま、乳首を舐めたり噛んだり。
中のうごめくのを楽しんでいると焦らさないで、と言われた。
可愛いなぁ。
嬉しくなって中を責めだすと直ぐに逝き、そのまま何度か連続で逝かせた。
脱力している先生のあちこちを舐めるとそれにすら反応する。
肩や脇の下、腕。
肘や手首の内側を舐めるとうっとりしている。
胸の下や脇腹、おへそ。
くすぐったそうだ。
「ねぇ、おなかすかないの?」
「へ?もうそんな時間ですか?」
時計を見れば確かに昼飯食うべき時間。
「どうしますか?何ぞ取りますか?食いにいきますか?」
「何食べたいの?」
あなたを食べたい、といったら頭叩かれた。
「先生は何食べたいんです?」
「そうねえ、あ、そうそう、湯葉とお豆腐のお店、このあたりにないかしら?」
「銀座に有るやつですか?」
「そうそれ、一度行ってみたいのよ。美味しければ研修会の後とかいけるじゃない?」
「あー、先生方とのお付き合いって大変ですよね」
「そうなのよ。どう?」
「そうしましょう、じゃシャワー浴びて着替えてください」
先生が浴びている間に一応電話を入れると開いてるとのことで、予約。
手を洗い、着替えて髪を整える。
先生もさっと濯いで着替えられたようだ
髪を整え化粧を終えるのを待つ。
こちらを見てニコリ、と微笑まれた。
「格好いいわね」
「先生もお綺麗です」
でもちょっと、と着付けを直されてしまう。
車に乗って食事へ。
コースを依頼したので少し時間はかかるが、それなりに美味しく。
先生は上機嫌で、でも結構カロリーが有ることに驚きつつ。
ま、豆腐って結構脂質もあるしね。
お腹一杯になって、帰宅した。

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201

「なんであんなこと、するの?」
「してみたかった」
「理由になってないわよ…もらすなんて、そんな恥ずかしいことさせて…」
あれ?
「今の、なんだと思ってます?」
「お小水」
「違います、それ、違いますから」
「そんな」
「潮吹きって聞いたことは……なさそうですね」
「昆布くらいしかないわ」
「そっちじゃなくて鯨の。あんな感じでさっきのところを上手に擦ると出るのが潮。
 お小水ではなく、違う成分のものです」
「違うの?でも恥ずかしいわ…」
「やる側の技巧と、女性側の体によって吹く吹かないが決まるんですが…、
 前からなんとなく吹きそうな気がしてたんですよね。だから。風呂で試そうかと」
「もうやらないで」
「あなたがそう言うなら」
「お願いね」
「でも可愛かったな、あなた」
そういってキスをする。
「俺ね、あなたにならおしっこかけられてもいいですよ」
「なんなのよそれは…そんなことしないわよ」
笑われてしまった。
「なんで笑うんですか。それでもいいくらいあなたが好きなだけです」
くすくす笑いながら頭を撫でられた。
ひょい、と先生のお腹に触れる。
「…お手洗い行きたいわ。さっき出さされたのに…」
「だからあれはおしっこじゃないですから。我慢せずにどうぞ」
「そういいながら手を離してくれないのはどうしてかしらね」
「かけてもいいですよ?」
「……ばかね、後始末が大変じゃないの」
そっちかっ。
確かにベッドだとマットレスとか大変なことになるが。
「だったら後でお風呂場で、ってイテテテテ、わかった、わかりました」
乳首をつねり上げるのはやめて欲しいな。
手を離して開放してあげるとトイレに行った。
トイレに行くにもちゃんと浴衣を羽織っていくんだからえらいなぁ。
俺は面倒くさいからそのまま行っちゃうんだが。
ま、その浴衣をいちいち脱がせるのも楽しみである。
戻ってきて、まだ日も高いのにするのは、とか言い出した。
「だって夕方には帰るつもりなんでしょう?」
「お母さんに言って明日帰ることにするわ」
「そういうことはいけませんよ。ちゃんと家を大事にしないと」
「でも…一緒にいたいわ」
「俺もです。だけどけじめ、ちゃんとつけないと」
さびしそうな顔をする。
思わず抱きしめた。
「えっち、しなくていいから。肌を合わせていてもいいでしょう?」
うん、とうなづいてくれたので、ベッドに引き戻した。

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