普段の金曜日が終って、土曜日。
仕事を終えて帰ると、先生がいた。
いや来るとは言ってたけど朝からかっ。
お昼ご飯を作ってくれていた。
洗濯物、昨日のうちにしておいてよかった。
着替えて席に着くとお茶碗にご飯をよそってくれる。
ご飯をいただいてお茶を飲んで落ち着いてしまってつい床に転がった。
先生が笑ってる。
手招くと横に添ってくれた。
ゆっくりと頬を撫でたり、首をくすぐったり。
唇をなぞると軽くキスされた。
そのまま帯締めを解き、帯揚げと枕を外して帯を解く。
「するなら、脱ぐから待って…」
というので一旦手を離して先生を起こした。
「脱がしたいな…」
そういって身八つ口から中をまさぐる。
「んっ。だめ、自分で脱ぐから」
そういって胸を揉まれつつ、紐を外していく。
「これもエロくていいな…ほら、鏡、見て。見えるでしょう?」
「や、だ、見ない、意地悪言わないで」
「おとといは風呂上りに湯文字一枚が平気だったくせに」
「あれとこれとは…」
「違う?」
と耳を齧る。
びくんっとして、手が止まる。
「ほら、自分で脱がないなら脱がせちゃいますよ」
そういって剥ぎ取る。
湯文字一枚の白い肌に俺の無骨な指が這い回る。
くにくにと乳首をつまみ、捏ねるとかすかに喘ぎ声。
「もっと声上げていいんですよ? 誰にもはばかることはない」
もじ、と太腿をすり合わせている。
「それとも刺激が足りない?」
そう言って尻を弄る。
きゅっと尻が締まって、いい弾力だ。
「あの、ベッド、連れて行って」
「まだ大丈夫でしょ? まだ肝心なところは触ってないし」
「…意地悪」
「酷くて意地悪なのは知ってるでしょう?」
「知ってるわ」
「今日は優しくなんてしてあげないよ? いつもなら怖ければ帰れというけれど。
…今日は帰さない」
身が縮まる。
「優しくしなさい、なんて言わないように」
「言ったら、…どうなるの?」
「お仕置きかな。されたいなら言ってもいいですよ」
「お願いするのは、いいの?」
「構いませんよ、でも優しくするかどうかは別ですけどね」
湯文字の上から太腿をなぞって、太腿とのあわいのラインをくすぐる。
ビクビクと触れるたびに体が反応する。
「お願い、ベッドに」
確かに段々と体重が俺に乗ってきて、足に力が入らなさそうだ。
「あなたが逝ったらね」
湯文字を割って、太腿に触れる。
しっとりと汗ばんでいて熱い。
「湯文字、脱いで」
ここまで来ても最後の一枚、脱ぐのは恥ずかしそうだ。
取り去れば私の手が太腿の間に挟まれているのが目視できる。
「足を開きなさい」
じりじりと少しずつ開いていく。
「よく出来ました。ご褒美に気持ちよくしてあげます」
濡らした指で突起を擦り、まずはかるく逝かせる。
大きい声を出させて、足の震えが治まってからゆっくりと中を刺激する。
一度大きい声を出したから、喘ぎ声がしっかり出ている。
鏡が見えて、中に指が入って、出るのがよく見えて。
すっげーエロい。
先生は泣きそうな顔をして鏡越しに俺を見てる。
本気で足に力が入らなくなってきたらしく、足が震えている。
もうだめ、と呟いて崩れそうになるが俺の指で支える形になって、
奥を強く突いた形になった。
流石にその状態ではいられないので抱えあげてベッドに降ろすと涙目。
「痛かった?」
首を横に振る。
「あの格好が恥ずかしかったのかな?」
縦に振る。
「なのに、気持ちよかったんでしょ」
「言わないで」
「だめ、これからが本番だ。恥ずかしいからいや、なんていえない位してあげますよ」
「そんな…」
「気持ちよくなりたくて、来たんでしょ?」
「そんなこと…」
「性欲が有るのって悪いことなのかな。あって当然でしょう?」
突起を扱く。
「もっと気持ちいいなら気持ちいいと言ったらいい」
「いや…」
「あんまり素直にならないとどうなるかわかってますか?」
「え?」
「このままの格好で外歩かせたり、お尻の穴にバイブ突っ込んで四つんばいで歩け」
「それだけは勘弁してっ」
「なんていいますよ」
真っ青になってる。というか乾いてきた。
露出もいやか。そりゃそうか。