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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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118

翌朝、懐の中で先生はまだ良く寝ている。
綺麗だなぁ…。
体も子供産んでるのにそう崩れてなくて…。
もう少し寝るか。
うつらうつらと先生の寝息を聞きつつ。
6時を過ぎた頃、先生が起きた。
が、もぞもぞしたかと思うとまた寝た。
結構に疲れるのかな。
1時間半ほど寝て、トイレにおきる。
部屋に戻ると先生が起きていた。
「もう少し寝ててもいいですよ」
「うん。お手水つれてってくれない?」
「やっぱり立てませんか」
「山沢さんが悪いのよ?仕方ないじゃないの」
先生をトイレに連れて行って、部屋に連れ戻して。
もう少し寝るかと聞けば、寝るという。
一人で寝かそうとするとしがみつかれたので俺ももう一度ベッドにもぐりこんだ。
「一人で寝てるの嫌ですか?」
「折角一緒にいるんだもの。嫌じゃなかったらこうしてて?」
可愛いことを言うのでキスした。
「寝るんだから駄目」
懐に抱いて撫で、一緒に寝る。
普段ならこんな時間に寝てるなんて自堕落なことはしないだろうに。
あ、そういえば昨日化粧落とさせるの忘れた。
薄化粧だからいいのかな。
そんなことを思いつつ、うつらうつらと…。
起きたら11時だ。腹が鳴る。
こりゃ昨日買ったパン食うよりはどこか昼飯食いに出るべきだな。
とりあえず洗顔しよう。
顔を洗って歯を磨いて戻ってくると、先生が身を起こしてぼんやりしている。
「立てます?」
そろりとベッドから降りて。
おっと、一応立てるようだ。ふらついてるけど。
手を貸して連れて行き、体を支えて洗面所を使わせる。
お化粧は一応和室に鏡台有るからそっちでして貰うことにして。
まぁどうせ着替えるのも和室だし。
「メシ食いに出ようと思いますがどうです?出られそうですか?」
「そうねえ、手を引いてくれたら大丈夫だと思うけど」
「何か食いたいものあります?」
「ステーキ食べたいかも」
「ホテルでいいですか?席あるか聞いてみますね」
ホテルの鉄板焼の部署に問い合わせる。二人。1時間半後ならOK。
風呂入ってゆっくり着替えて化粧したらそんなもんだろう。
シャワーを浴びさせ、着付けを手伝って、座鏡の前に座布団を置いて座らせた。
先生が化粧をする間に自分の着替えをして財布の中身を改め、出る用意。
パチリとファンデの蓋を閉める音。
化粧、終ったようだ。
トイレに連れて行って、さてと。行きますか。
「山沢さん、凄くお腹すいてるんでしょ?」
くすくす笑ってる。

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117

「好きです。だからしたくないっていうならしません。怒らないで」
「床で…するのはいやよ?」
「はい」
「えっちしたい?」
「はい。でももう少し飲みたいならいいですよ」
「お手水。連れて行ってくれる?」
抱き上げてトイレに連れて行く。
裾をまくって座らせて。ついキスを。
「きゃっ。もうっ。こんなところでだめよ」
「見てましょうか?」
「馬鹿なこと言ってないで外で待ってて頂戴」
「はいはい」
外で待つことしばし。
呼ばれて抱きかかえて。ベッドへと言われてベッドに降ろした。
「少しくらい酷くったっていいけどあまり変な事はやめてくれないかしら」
「そいつは難しいな。あなた、俺がすること殆どが変なことだと思ってそうだし」
くにくにと乳首を指先で潰す。
「普通がいいけど…物足りないんでしょう?山沢さんは」
「普通か。…体はどうでしょうね、いつも結構に…」
「叩くわよ」
「そーゆーところが可愛いんですよね」
恥ずかしがって頬が赤い。
「普通だとあなた理性飛ばしてくれないから。イクとも言ってくれないし」
「そんなの言えないわよ」
「言わないでいいですけどね、おまんこいいのとか言われるほうが吃驚ですし」
「ばか、言うわけないでしょ…そんなの」
翳りの中に指をうずめてとろとろになったそこを楽しむ。
「でも気持ち良いんでしょう?」
こくりとうなづく。
乳首をこねたり、突起をこねたり。
何度も逝かせて喘ぎ声を楽しむ。
先生が涙目になった頃、やっと落ち着いた。
撫でていると酷いんだからと詰られる。
「大声出すの、いいでしょう?たまには」
「声枯れちゃいそうよ」
少し会話をしていると途中で応答がなくなった。寝てしまったようだ。
本当に可愛い人だなぁ。
布団をかぶせてベッドから出て、お酒を片付ける。
明日はどうしようかな。
一日ずっとしてたんじゃ先生がつらかろう。
さっさと先生のお宅に戻して八重子先生たちと飲むか?
それもいいな。
心が決まったので先生の横にもぐりこむとしがみつかれた。
寝息。無意識か。
可愛すぎて甘くなってしまう。困ったな。
泣き顔見るのも好きなのに。

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116

軽くキスする。
「ねぇそういえば山沢さん。煙草すってたわよね」
「ああ。最近吸ってませんね。キスしたとき味がするの嫌かと」
「そんなこと気にしてくれてたの?吸ってもいいわよ?」
「いや、やめときます」
もう一度キス。
「お酒も口移ししてほしいの?」
「それは私から」
ぐいっと呷り、口付けして流し込む。
こくりと飲み込むその白い喉に触れる。
少し、こぼれた。
たどって舐めて行く。
「ん…」
白い肌がほのかのピンク色になってきた。
「吸うならこっちがいいな」
浴衣の胸をはだけさせ、乳首を舐める。
「吸っても何も出ないわよ?」
「ぶっ、笑わせないで下さいよ、もー」
横に転がって笑ってるとお酒を先生から口移しされた。
う、辛い。大鷹か。
「山沢さんも…上気してるのね」
「好きな女とキスして冷静でなんていられませんよ」
先生が私の浴衣の前をくつろげる。
「噛んだ痕、すっかり消えちゃったわねえ」
「浮気、しなかったでしょう?」
「でもあんなところ、行ったわよね」
と乳首をひねられた。
「いたた、捻らないで下さいよ。仕事だったんですから」
「断れるものは断って頂戴」
「ええ、勿論です。じゃないとキスもできない。あれはつらかった」
先生からキス。は良いけど乳首痛いってば。
「痛いから離しなさい。そんなことしてると縛りますよ?」
よしよし手が離れた。
「そんなに縛られるの、嫌ですか?」
「だって恥ずかしいもの。いやよ。いやらしい」
「そういういやらしい事が大好きな俺とこうなったからには」
「駄目よ、させないから」
「手強いな。ま、なにかあなたが悪いことをしたときにとっておきますよ」
「しないわよ」
「だといいですね…ってなに萎縮してるんですか」
「だって…」
「だめだ、かわいい。したくなった」
「いやよ」
「ここでします?していい?」
「なんでここでしたいの?」
「なんでって…なんでだろ。そのほうがエロいからかな」
「私はそういうの、嫌なのよ」
「あ、やっぱり?」
「わかってるのになんでなのよ…きらい」
背を向けられてしまった。
「わかった、わかりました。わかったから嫌いなんていわないで下さい」
身を起こして抱きしめる。
「わっいけませんて!」
湯飲みにお酒ついで一気に飲んじゃったよ。
「そういう飲み方、駄目ですよぅ」
「酔わなきゃ出来ないわよ、あなたがしたいようなこと…」
「しないから。そんな飲み方、しないで下さいよ」

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知人との会話

絹ちゃん、あなたいま恋人居るでしょう?

えっええっ!そんな、そんなことっ

知ってるわよ。だけどねぇ絹ちゃん。女の不倫は駄目よ。
子供できたらどうするの?避妊してもできるときはできるんだからね。

あっあの、それは大丈夫ですから

男がどんなに失敗したことがない、責任は取るなんていってもねぇ。
出来ちゃうときは出来るし、そうなったら男って逃げるわよ。

女性ですからっそういうのはっ

えっ、女性?えっ絹ちゃんあなた、えっえええっ?

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115

なんとなく唇にキスを落とす。
そのままディープキス。
むさぼっていたら先生のお腹がなった。
「…腹減りました?」
「そうみたい。お昼あんなに食べたのに…」
恥ずかしげで可愛いな。
「メシにしますか」
「そういいながら腕に力入れたわよね。まだしたいの?」
「したいですねぇ。もっと声聞きたいな」
「ご飯食べてからでいいじゃないの」
「それもそうですね」
「でも離してくれないのね」
ぺろりと唇を舐めて。
「あなたを食べ足りない」
「少しお腹がすいてるほうがおいしいものよ?」
「言うようになりましたね」
あきらめて腕を緩め、先生を起こす。
ベッドから降り立とうとして先生がふらついた。
背中を抱きとめて、そのまま抱き上げる。
「そういえば結構筋肉質よね…」
壁際で一度降ろし、寄りかからせてさっき脱がせた浴衣を着せた。
また抱えあげて食卓の前で降ろし、お弁当を先生の前に広げる。
俺は…先生の後ろ。背中を抱きしめる。
「食べにくいわ。横に来なさいよ」
「ここが…」
「食べさせてあげるわよ?」
……横へ移動。
「口移しはありですか?」
「してほしいの?」
「ええ」
「やっぱり山沢さんって…」
「ん?」
「変態よねえ」
「今更ですよ。してくれます?」
天麩羅を咀嚼して。口移しにしてくれた。
飲み込む。
「こんなのでいいの?」
「ええ、嬉しいですね」
「後は自分で食べなさいよ」
笑ってる。なにか面白かったようだ。
苦笑して横でお弁当を半分個ずつ食べる。
両方有名店と言うこともあり、うまい。
先生も美味しそうに食べている。
最後の一つを先生が口にし、キスされた。口移しにしてくれる。
飲み込んでそのまま舌を絡める。
口を離すと、お茶入れてくれる?と言われた。
お湯を沸かす。
「先生、紅茶か緑茶か中国茶どれがいいです?」
「なんでもいいわよ~」
では老水仙を。
「あら。こんなお茶もあるのねえ」
「おいしいでしょう?」
二杯目を注ぐ。
「あら?あらあら?」
「面白いでしょう?これ。八杯目くらいまで味が変わっていきますよ」
更に三杯目。
「あらほんと。でもそんなに飲めないわよ」
「適当に飲みやめりゃいいですよ。
 お茶だけなのもなんですし、お酒も持ってきましょう」
伏見の酒から大鷹と嵯峨紅梅を。
錫の酒器に一つずつ注ぐ。
先生には杯、俺はぐい飲み。
「大鷹、甘くて美味しいわね」
そっちは中口だよ…。
俺の飲んでるほうを一口飲ませる。
「これ凄く甘いわねえ…」
「覚えてます?ほら、最初に先生とした時。あの時のですよ」
「そういえばこんなラベルだったかしら」
「まさかここまで、あなたが私とこうなってくれるとは思ってなかったんですけど」
「そうねえ。思わなかったわ」
「まぁどうしてとは思いはしますが嬉しいんでいいです」
「どうしてかしらねえ」

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