先生を拭いてベッドの上へ。
されるがままになってる。
「洗濯機、回してくるからちょっと待っててくれるかな」
こくり、とうなづく。
すすぎがおわってたので洗剤を入れて脱水までセットした。
手を洗って先生の横に戻る。
ぐに、と頬をつままれた。
「なんでいやっていってるのにあんなことするの!」
「させたかったから」
「もうっ!今日はもうさせないから!」
「あなた俺に勝てると思ってる? させないって言っても無理でしょ」
そっと乳首をつつく。
その手をぎゅっと握られた。
「わかってるわよ。かなわないの…でも。あんなことはいやよ」
「はいはい、今回だけね今回だけ」
「もうしないって約束して頂戴」
「どうしようかな」
「悩まないでよ」
キスして、しょうがないな、と約束した。
「トイレでだったら良い?」
先生の股間を弄りながらそう聞く。
「ばか、いやよ。だけど…こんなことされるくらいなら…」
譲歩してくれた。
縛って手を使えなくしてトイレに入れて拭くのは俺、とかも良いな。
それを言うといやいや、と言うがよく濡れる。
恥ずかしい系に反応するよねえ。
そんなさまが可愛くて、キスを何度もしてしまう。
体を入れ替えて先生を上に乗せる。
このほうが楽だ。
そのまま二度三度逝かせてぐったりしている先生の背をなでる。
「お疲れ様」
荒い息が徐々に収まってくる。
壊れない程度に抱くのは少しつまらないが、明日お稽古日だからね。
先生が耳元でふぅっ、と息をつく。
「眠くなってきちゃった」
「寝て良いよ。何なら明日の朝帰れば良い」
「夜またするつもりなの?」
「するかも? したくなったら」
「するの、好きね」
「あなたが好きだからあなたのHなところ沢山見たくて」
ちょっと顔を赤らめていて可愛い。
背中をなでてるうちに寝てしまったようだ。
布団をかけて一緒に寝た。
夕方目が覚めたが先生はまだ寝ている。
腹減ったなぁ。
何か買ってこよう、と着替えていると先生も起きてきた。
「買い物行くけど何か食べたいものあります? それとも着替えて食べに行きます?」
「ポークチャップ食べたいわ、お願いね」
「了解、もうちょっと寝てても良いですよ」
炊飯器に米をセットして洗えた浴衣を畳む。それから買物へ。
肉屋でスライスを買って八百屋で玉葱を買う。
付け合せは何にしよう。
ブロッコリーとジャガイモと人参を買った。
帰宅して料理をする。
ブロッコリーなどは切って圧力鍋に入れた。
あとは炒めるだけだ。楽だなぁ。
一人だと多くなるから作らないけど。
炊飯器が蒸し時間に入った頃、先生が起きだしてきた。今度はちゃんと寝巻きを着て。
ぼんやりと食卓の前に座ってる。
ご飯が炊けた。
圧力鍋の蒸気を逃がす音に先生はビクッとした。
可愛い。
お皿に盛ってカウンターに乗せると先生が食卓を片付けだした。
ポークチャップも盛り付ける。
ご飯をお茶碗に。
お箸と取り皿を渡してさてメシだ。
先生が微妙な顔してる。
「ポークチャップじゃないのね…」
「え?」
「ポークチャップはポークソテーのお肉よ?」
「ええっ俺こっちしか知らない…」
「まぁいいわ。今度作ってあげるわよ」
いただきます、と先生が食べ始めた。
「これはこれでおいしいわね」
「よかった」
二人で全部食べて先生はおかわりもした。
「おちついたらおうちまでお送りしましょう」
「ありがと」
台所を片付けて、着替える。
先生も着替えて帰る用意。
「さてと、忘れ物ないわね。じゃ乗せてくれる?」
「はいはい、どうぞ」
後ろに乗せてドライブ開始。
先生はまだ少し寝足りなかったらしく良く寝ている。
気持ち良さそうな寝息はやばい。
運転に集中して先生のお宅へ到着。
「つきましたよ…ってまあ良く寝てるな」
抱え込んでお家へつれてはいる。
「あら山沢さん、あんたまぁ…寝ちゃってるの?」
「ちょっと疲れさせちゃったもので、すいません。布団敷いてくださいますか」
「はいはい、ったく」
先生の部屋に布団が敷かれて、先生を脱がせて布団に入れる。
軽くキスだけして、部屋を出て八重子先生に暇を伝えて帰った。
俺も眠い。
と言うことですぐに寝た。