「取敢えずは、まあ、掃除手伝いましょうか。暇ですし」
「あら手伝ってくれるの?嬉しいわ」
雨気の方が埃が立たんというしな。
八重子先生がお出かけした後、掃除を手伝い、お昼の支度をする。
「お昼食べたらどうしましょうかねえ」
「山沢さんはしたいんでしょ?顔に書いてあるわよ」
「ははは、そりゃまあそうなんですが。していいんですか?」
「だめよ…」
だよなあ。
お昼を食べて、さあどうしようか。
「あ、そうそう。ちょっと部屋まで来てくれないかしら」
「はいはい」
なんだろう。
部屋に行くと座布団をすすめられて座った。
「あのね、これ…鞄に入っちゃってたの」
…うわ、ディルド。
「…使って欲しいんですか?」
「…いやよ」
「いやよいやよも好きのうちっていいましてですね…」
「嫌い!」
「はいはい、わかりましたからそう怖がらないで下さい」
体が逃げてる(笑)
一緒に入っているストラップレスを出す。
普通のディルドの入った包みは遠くに置いて、と。
「で、ですね。これ、なにかわかりますか」
「わからないけど…どうせえっちな道具なんでしょ?」
「ええ。この長い方があなたに入れるものになります。ほら、触ってみて」
「いやよ…」
そういう先生の手に無理に触れさせる。
「やわらかいでしょ、意外と」
「ねえ、どうしても入れたいの?」
「うーん、というかこれだと私が腰を使えるといいますか…。
ああ、ええとですね、これは…
この短いほうを私に入れることで、生えてるように扱える代物なんです」
「…よくわからないわ。入れる?どういう状態なの?」
「……ですよね、仕方ない」
裾をからげ下帯を外す。うう、恥ずかしい。
ちょっとまだあまり濡れてないからきついんだが…押し込む。
収まった、かな。抜けないね、よし。
「こういうことです」
「あらぁ……」
「今日は着たまましましょうか」
「え、ちょっとまって。駄目、入れちゃ駄目よ」
「私だって苦手なもん入れたんですから、先生も入れて見せてくださいよ」
「いやっ」
「着たままがいやなら脱いで。持って来たのあなたでしょう」
「やだっ!いやよ、許して、ねえっごめんなさいっ」
「そんなにいやですか?」
「嫌なの、お願い…!」
「泣いても駄目、入れちゃいます。よっと」
滑らかに入った、何だ、俺より濡れてるじゃないか。
ゆっくり腰を使う。
う、気持ちいい。
奥まで入れると恥骨がぶつかり、突起同士が当たる。
こねるようにすると声が出そうになる。
先生も気持ち良さそうで、声が出ている。
「ねえ、どうです、これならいいでしょう?」
「山沢さんも、気持ちいいの?」
「ええ、だから。あなたが私が好いところ見たいって言うから」
ああ、たまらんなあ、つい腰を打ち付けてしまう。
先生も逝きそうだが俺もやばい。
先に逝かせてしまわねば。
声が出ないように堪えて打ち込み、こねるように腰を回す。
やりなれないからぎこちない。
それでも先生をなんとか先に逝かせて。
「あぁ、おれも、もうだめです。ううっ逝、くっ」
逝ってしまって座り込みたくなる。
ゆっくりと先生から抜いた。
「はぁ、はぁ、うぅ…」
先生と座り込んで息を整える。
「あぁ、もう。やる予定なかったんですよ、こんなとこで!」
自分からそれを引き抜くと、どろりと出る感触。ストッパーかよ。
ちょっとげんなりと、無理やりしちまった自己嫌悪と。
「ご、ごめんなさい」
「あなたが謝る筋じゃない。私が悪いんですから」
先生がシュルッと帯締めをはずして脱ぎ始めた。
「お風呂、一緒に入らない?」
「なんですか突然」
「汗、かいちゃったから。それに山沢さん、気持ち悪いかなって」
あー…。入るか。