番組が終って、CM。
先生は洗濯物を片付けてトイレに。
その間に洗濯機につけたものを回収して納戸からほんの少し太いものを出す。
食卓にくっつけておいた。
先生が出てきたので交代でトイレに立つ。
キャッと言う声が食卓のほうから聞こえてきた。
ニヤつきながらトイレへ出て戻ると食卓に背を向けて三角座りしている。
後ろから抱きしめる。
「何してるんですか?」
「もう、なんでこんなところにこんなのつけるのよ」
ひょいと取り外して先生の手に持たせる。
「…あら?さっきのと色、違うわよね」
「ええ。どうです? 抵抗あります? さっきのと比べて」
「んーピンクは生々しくて嫌ね」
「ちなみに他の色は肉色と黒です。持ってきましょう」
納戸からサイズは違うものの各色持ち出す。
眉をひそめて引いてるのがわかる。
「これ、これが嫌なんでしょ。あなたは」
大きくてヒダヒダが凄くついている使い込まれた肉色のディルドを指差す。
「すっっごく気持ち悪いわ、それ」
「でしょうねー。まぁこんなのは入れるつもりまったくないんでご安心を」
「やっぱりこの色ならまだましかしらね…」
と見ているのは透明と白。
「黒はどうです?」
「何か硬くて痛そう」
「触ったら一緒ですよ、ほら」
渡して触らせる。うん、凄く見ていてエロい。
「あら、ほんとね。って触らせないで頂戴」
ふふっと笑って別のものを見せる。
「これは硬い目。中に芯が入ってて角度を固定できます」
「こんなに色々有るのねえ」
「そりゃあね、硬いのが好きな人もいれば痛くて嫌だとか、
そのままの角度じゃいいところに当たらないとか。色々有るようです」
「山沢さんはどれが好き?」
「へ?俺?いや使わないんで知りませんよ」
「使わないのに持ってるの?」
「一時期集めたくなったんですよ…だからこんなに色々と」
「ああ吃驚した、これとか使ったのかと思っちゃったわよ…」
と気持ち悪いといってた奴を指差す。
「いや、サイズとして入らない気がします、これ」
「さっきのなら入るかしら」
「入れようなんて気は起こさないように。そんなことしたらこれねじ込みますよ」
「や、やぁね、しないわよ。でも人にしろっていうんだからやって見せて欲しいわ」
「長年入れてないんでまあ無理ですね、痛いだけです」
「あら、私だってそうだったんだからなんとかなるんじゃない?」
「却下」
「いやなの?」
「いやです」
「私がいやって言うと怒るのに…」
「俺はする人、あなたはされる人。これは守ってくれなきゃ」
「ねぇ?どうしていやなの?」
「んー…。簡単に簡単に…ああ。そうだ。男の人が女にケツを掘られる的な」
「…何かわかった気がするわ」
「納得できたならあきらめてくださいね」
「してもよくなったら言って頂戴ね」
「ないとは思いますよ。まあとりあえず片付けましょうか」
納戸に返して戻る。
「これは片付けないの?」
先ほどのピンクの物の透明バージョン。
「片付けませんよ、これはあなたのここに納めます」
と先生の股間を触る。
真っ赤になってうつむいた。
「もうそろそろいいでしょう? 脱いでくれますか」
こくり、とうなづいて、脱ぎ始める。
横で座ってみていると綺麗で、これから抱かれるんだと言うので頬を染めている。
やはり、肌襦袢のあたりで一度手が止まる。
いいよね、羞恥心。
風呂も一緒に入ってるのに。