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百鬼夜行抄 二次創作

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伶(蝸牛):絹の父・八重子の夫 覚:絹の兄・長男 斐:絹の姉・長女 洸:絹の兄・次男 環:絹の姉・次女 開:絹の兄・三男 律:絹の子 司:覚の子 晶:斐の子

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194

拭いて洗濯機にくっつけておく。ちゃんと乾かさないといけない。
戻ると先生は肌襦袢を着て居間に出てきていた。
「スーパー行きましょ。何か作るわ」
ササッと服を着て、先生と一緒にスーパーへ。
「お鍋にしましょう。寒いし食べたくなった」
「んー、そうねえ。何のお鍋がいい?」
「豚で豆乳かな。豆腐入れると木綿が絹みたいになりますよね」
「あら、それもいいわね。じゃそうしましょ」
決まり決まり、お買物して帰宅。
白菜を洗ってざくざくと切って出汁と豆乳と入れて豚・椎茸・豆腐。
適当で温かくて美味しいから鍋は良い。
ご飯の後、お鍋はそのままにと言う。明日雑炊にするのだと。美味そうだ。
洗い物をして、その間に先生は洗濯物を畳んでくれている。
そういや洗濯機に突っ込んだままだった。乾燥はして有るが。
「ねぇ山沢さん?」
「はい?」
「あなたねえ…あれ、洗濯機につけるのやめてくれない?」
「あれ? …あぁ! あれ、ね」
笑っているとにらまれた。
「で、どうしたんです? まだついたまま?」
「触るの嫌だもの。あれってなんで吸盤がついてるの? 乾かすのにいいの?」
「違いますよ。ああやって固定して、自分で入れるんですよ」
「えっ…自分でって」
「床とか、腰の高さの壁とか。固定して自分で」
あ、一気に真っ赤になった。
「後でやって見ますか?」
「ばか、もう。できるわけないでしょ」
「騎乗位。今日はしろって言いませんがいつかして欲しいと思ってますからね。
 自分から入れるのも慣れてほしいかな」
「騎乗位って?」
「うっ。そこからだったか…ちょっと待って」
先生の横に寝転がる。
「俺をまたいで。そう。そのまま和式便所にするようにお尻を下ろして。
 座っていいから。この状態でさっきのアレが先生の中に入ってると思って」
頬を赤らめていて可愛い。
「そのままスクワットをするように自分で動くんです」
「これ、無理よ…」
「だから今すぐとはいってないでしょ?」
よっと。
上体を起こす。
「ほら、この格好は以前キスしたいからってした格好。これもアレを入れてたら…」
「そんなこと考えたことなかったわ」
「でしょうね」
そのまま引き寄せてキスしてみた。
「したくなったの?」
「食べてすぐは嫌かな? だったら後にしますが」
「うん、いまだと食べたもの出ちゃいそうよ? 沢山いただいたもの」
「じゃあもう少し後にしましょう」
「うん。あ、もうこんな時間、見たい番組有るのよ」
はいはい、とテレビの電源を入れてリモコンを渡すと、ぱぱっとチャンネルが変わる。
「あ、この番組ですか、俺もこれ好きですよ」
「面白いわよね」

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193

今度は乳首を弄りながら抽送する。
「慣れたらもうちょっと大きいのにしましょうね…物足りないでしょう?」
いまのは女の指2本程度だからなあ。
もう少し大きくしても俺の指3本よりは細い。
って聞こえてないな。
肩に先生の片足を担ぎ抽送していると、
「いや、こんな格好…」
と身をよじろうとする。
「両足担いだほうが良い?」
首を横に振る。目が潤んで可愛い。
「足下ろさせて、お願い」
ふっと笑って下ろして唇にキスを落とす。
「孝弘さんとはいつもこの体位だけだったんですか?」
こくり、とうなづく。
…ノーマルすぎるやろ、おい。
「じゃ、もっと色々教えてあげますよ」
頬を染めている。
「可愛いな。なんでそんなに可愛いんですか、あなた」
思わず勢いつけて腰を動かしてしまって、先生が喘ぐ。
それに煽られて激しくなってしまった。
先生は相変わらず感度良好ですぐに逝ってしまう。
痙攣が治まったところでぬるりと抜いてみればたっぷりと白いものがついている。
ハーハー、と先生の荒い息が聞こえる中、それを外し、ベッドの横に置いた。
先生に引き寄せられて抱きしめる。
背中や頭を撫でて、頑張ったことを褒めると嬉しそうだ。
先生が身じろぎするとブッという音がして凄く恥ずかしそうにしている。
「いまの、屁?」
「違うわよ!もう!」
「じゃ、こっちから?」
と指を膣に入れるとブウッと音がして、先生が泣きそうな顔になった。
「恥ずかしがらないで良いよ、これ、俺の所為だから」
「えっ?」
「あなたの中より細すぎるもので激しくしたから空気が入っただけ」
「そうなの?」
「ジャストサイズでもやりようによっては苦しくなるくらい入るそうですよ」
「あらぁ…」
「口を膨らませてブーっと鳴らすようなもので。だから気にしないで」
クーキュルル、と今度は腹が鳴る。
先生と笑って、晩御飯に何を食べよう?と言う話になった。
「食べた後またするなら軽いものの方がいいわ」
「どっちでもいいですよ。しっかり食べて、明日の朝からでもいいし」
「そうねえ…んっだめっ」
始末をしてないのを思い出して、舐めてみた。
ちゅ、とすすって舐め取る。
ペニバンのディルド部をふき取り、ペニバンから外す。
洗わないとな。
「何が食べたいか考えといてください」
そういって洗面所へディルドを洗いに立った。

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192

先生を上に乗せて寝転がる。
キスしてきた。
いたた、丁度胸に肘が。体重が乗って痛い。
ずらさせると胸が張ってるのに気づかれてしまった。
「あら?」
胸を揉まれる。
「触らない」
「え?マッサージした方が痛くなくなるわよ?」
「いや、でも」
「お乳が詰まらないようにってよく自分でしてたわよ。だから任せて」
「あー…乳腺マッサージ? あれ生理の胸の張りにも有効なんですか?」
「そうよ。あなたも覚えたら良いわよー」
乳房や脇などを触られる。
「くすぐったい、ってそこ痛いっ」
「痛いけどここはしっかりやっとくほうがいいのよ」
「ちょ!」
乳首を摘むな!何をするんだ!
「乳腺マッサージって言ってるでしょ。暴れないで」
「ん、ほんとにこんな」
「あなたはお乳が詰まってないから良いけど、詰まってたらすっごく痛いのよ。
 千切れるくらい強くつままれるのよ。搾り出すんですって」
「それは痛そうな…」
「痛いわよー。ほら、触ってみて、そんなに今硬くないでしょ」
と、自分の胸を触らされた。おや確かにさっきまでとは違う。
なにか柔らかい。
「で、いつまで乳首触ってるんですか」
「感じる?」
「ええ。だけどそこまでにしなさい」
「だめ?」
「だめ。乳腺マッサージと違うほうに目的が行ってる様だから駄目。
 ほら、手。離して」
「つまんないわ」
「俺を触るより気持ちイイことしてあげますから」
「あ、待って。お手洗い行きたいわ」
「はいはい。行ってらっしゃい」
トイレに行ったので起きて手を洗い、居間で脱ぎ散らかした着物を片付ける。
ふと思い立ち、納戸からペニバンを取った。
ブツは一番柔らかく小さいものを。エラストマーでぷにぷにだ。
一応コンドームとローションをつけ、ベッドに戻る。
「着物、片付けてくれたのね…っそれ」
「後半戦はこういうことで♪」
「…い」
「いやと言ったらだめって言いませんでしたかねー」
うっと声を詰まらせる。
キス。ディープキス。
腰のものが有る以外は普通に愛撫して行く。
指で中をほぐすようにして…ちゃんと濡れているか確かめたら挿入。
先っぽだけを入り口で暫く小刻みに。
先生が目をつぶり耐えているような顔をしている。
「こっち。見て」
目をあけた瞬間にすべてを入れる。
ああっと声がして先生は目を見開く。
暫く動かさず、キスをして、キスをして、キスをする。
ゆっくりと少し動かす。
中に意識が集中してしまうようで紛らわすように私にキスをしてくる。
「痛くないですか?」
「大丈夫…」
少しずつ少しずつ動かす量や早さを増して行くと喘ぎ声が少しでてきた。
足が俺の足に絡まる。
ちゃんと気持ちよくなってきて居るようだ。
腰の動きを早めたり、練るように動かせば声が大きくなったり、荒い息になったり。
「もうだめ、だめっ」
そう言ってどうやら逝った様だ。
け、結構疲れるな、これ。
息が切れたのでゆっくり動かしながら先生の首に頭を埋める。
「動かしたらまたよくなっちゃうわ…」
「痛くならないんだったらそれも良いんじゃないの?」
俺の腰が大丈夫な限りは何回でもできるぞ。

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191

「もっと俺に身を任せてくれる気はないのかな? 痛いことはしてないでしょう?」
「だって恥ずかしくて…」
「恥ずかしいからってそう嫌がってばかりいないで下さいよ。それとも。
 俺を受け入れる気はないんですか?」
「そういうわけじゃないの。そうじゃなくて、その、あの……怖いの」
「怖い?」
「気持ちいいって言うのが怖いの…。
 夫もいるのにとか、そういう色々と越えちゃいけない線を越えるような」
「…何を今更なことを。そんな線とっくに越えてるじゃないですか」
「とっくにって…」
「あなた暫く家族だけでいたからそういう気分になったんでしょう。
 また動けなくなるまでしてあげましょう。
 そんな線、疾うに越えてるくらい思い出すんじゃないですか」
「そうなのかしら…?」
「新潟まで追いかけてきたり、抱いてってうちに来たこと忘れてませんよね?」
「あら…? そうね、そうだったわね」
まさか本当に忘れてたのか?
ったく。
ぽふっと先生の胸に顔を埋める。
「あんまり俺のすること、いやって言わんで下さい。他の人としなきゃいけなくなる」
「ごめんなさい、他の人となんてしないで…」
暫く無言で先生の体を撫でて、あちらこちらと触る。
ハァ、と先生の吐息が漏れ、肌が紅潮する。
「お願い、触って?」
と私の手を掴み先生の股間へ持っていく。
「言えるじゃないか」
先ほど乾いてしまっていたそこは沢山の蜜で溢れている。
中を弄る。
声が出て私にしがみついた。
「ほら、気持ち良いならいいといって」
「……い」
「い?」
「ごめんなさい、やっぱり言えない」
まぁ、今すぐは無理か。
「言える様になって」
「…努力するけど」
「今すぐとは言わないから。気持ち良いなら嫌がらないで?」
こくり、とうなづいた。
カリ、と乳首を引っかけば中が締まる。
少し落ち着いたため、ゆっくりとできるだけ普通に抱いた。
ちゃんと俺を求めてるのに、なぜそのことを認めたがらないんだろうな。
女心とはそういうものなのだろうか。

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190

普段の金曜日が終って、土曜日。
仕事を終えて帰ると、先生がいた。
いや来るとは言ってたけど朝からかっ。
お昼ご飯を作ってくれていた。
洗濯物、昨日のうちにしておいてよかった。
着替えて席に着くとお茶碗にご飯をよそってくれる。
ご飯をいただいてお茶を飲んで落ち着いてしまってつい床に転がった。
先生が笑ってる。
手招くと横に添ってくれた。
ゆっくりと頬を撫でたり、首をくすぐったり。
唇をなぞると軽くキスされた。
そのまま帯締めを解き、帯揚げと枕を外して帯を解く。
「するなら、脱ぐから待って…」
というので一旦手を離して先生を起こした。
「脱がしたいな…」
そういって身八つ口から中をまさぐる。
「んっ。だめ、自分で脱ぐから」
そういって胸を揉まれつつ、紐を外していく。
「これもエロくていいな…ほら、鏡、見て。見えるでしょう?」
「や、だ、見ない、意地悪言わないで」
「おとといは風呂上りに湯文字一枚が平気だったくせに」
「あれとこれとは…」
「違う?」
と耳を齧る。
びくんっとして、手が止まる。
「ほら、自分で脱がないなら脱がせちゃいますよ」
そういって剥ぎ取る。
湯文字一枚の白い肌に俺の無骨な指が這い回る。
くにくにと乳首をつまみ、捏ねるとかすかに喘ぎ声。
「もっと声上げていいんですよ? 誰にもはばかることはない」
もじ、と太腿をすり合わせている。
「それとも刺激が足りない?」
そう言って尻を弄る。
きゅっと尻が締まって、いい弾力だ。
「あの、ベッド、連れて行って」
「まだ大丈夫でしょ? まだ肝心なところは触ってないし」
「…意地悪」
「酷くて意地悪なのは知ってるでしょう?」
「知ってるわ」
「今日は優しくなんてしてあげないよ? いつもなら怖ければ帰れというけれど。
 …今日は帰さない」
身が縮まる。
「優しくしなさい、なんて言わないように」
「言ったら、…どうなるの?」
「お仕置きかな。されたいなら言ってもいいですよ」
「お願いするのは、いいの?」
「構いませんよ、でも優しくするかどうかは別ですけどね」
湯文字の上から太腿をなぞって、太腿とのあわいのラインをくすぐる。
ビクビクと触れるたびに体が反応する。
「お願い、ベッドに」
確かに段々と体重が俺に乗ってきて、足に力が入らなさそうだ。
「あなたが逝ったらね」
湯文字を割って、太腿に触れる。
しっとりと汗ばんでいて熱い。
「湯文字、脱いで」
ここまで来ても最後の一枚、脱ぐのは恥ずかしそうだ。
取り去れば私の手が太腿の間に挟まれているのが目視できる。
「足を開きなさい」
じりじりと少しずつ開いていく。
「よく出来ました。ご褒美に気持ちよくしてあげます」
濡らした指で突起を擦り、まずはかるく逝かせる。
大きい声を出させて、足の震えが治まってからゆっくりと中を刺激する。
一度大きい声を出したから、喘ぎ声がしっかり出ている。
鏡が見えて、中に指が入って、出るのがよく見えて。
すっげーエロい。
先生は泣きそうな顔をして鏡越しに俺を見てる。
本気で足に力が入らなくなってきたらしく、足が震えている。
もうだめ、と呟いて崩れそうになるが俺の指で支える形になって、
奥を強く突いた形になった。
流石にその状態ではいられないので抱えあげてベッドに降ろすと涙目。
「痛かった?」
首を横に振る。
「あの格好が恥ずかしかったのかな?」
縦に振る。
「なのに、気持ちよかったんでしょ」
「言わないで」
「だめ、これからが本番だ。恥ずかしいからいや、なんていえない位してあげますよ」
「そんな…」
「気持ちよくなりたくて、来たんでしょ?」
「そんなこと…」
「性欲が有るのって悪いことなのかな。あって当然でしょう?」
突起を扱く。
「もっと気持ちいいなら気持ちいいと言ったらいい」
「いや…」
「あんまり素直にならないとどうなるかわかってますか?」
「え?」
「このままの格好で外歩かせたり、お尻の穴にバイブ突っ込んで四つんばいで歩け」
「それだけは勘弁してっ」
「なんていいますよ」
真っ青になってる。というか乾いてきた。
露出もいやか。そりゃそうか。

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